今週の野菜

27.4.6(月曜日)雨、最高温度16度、最低温度8度

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ここは由布市庄内町、中山間地の田んぼ。ここから自然農の穀類生産が始まる。

軽トラックに満載した草木堆肥、何しろ、田んぼだったために一週間断続的に降り続いた雨のため、トラックが埋まり込み、その度にトラクターで引っ張るの繰り返し。
堆肥は大分市にあり、二台のトラックで往復40分かけて二回ずつ運ぶ。
5人がかりでようやく二枚の田に堆肥を振り終えたのが夕方の7時半。耕すのは夜の仕事となってしまった。奥の大きいほうの田には振れずに今日は終わった。
白く見えるのは焼き灰・苦土石灰・牡蠣柄を混ぜたもの。
今週もずーっと雨の予報。どんよりとした空が恨めしく先が思いやられる。

野菜の方ですが、一気に来た春のために、畑は野菜の花が狂い咲き。収穫を一回もしないのに、一面お花畑に変わる。
それでも、蕪・ブロッコリー・葉にんにく・葉付き玉葱など一斉に出荷適期を向かえ、
春のこの時季一時的に出荷野菜は急増している。頑張って食べてもらうしかない。
その後に来るのがショートな端境期。
そして一気に豆類・トマトなどの晩春及び夏野菜の時期がやって来る。

イメージ 2由布市庄内町の田中さんの
アスパラ圃場。

パープルの品種。食味が
グリーンより良い。
但し、長く加熱しすぎると
灰緑色に変色し、鮮やかな
グリーンとならないのが
唯一の欠点。

彼とはセミナー開催時に
知り合い、草木堆肥を使った
アスパラ生産を提案していた
それから3年目になってようやく実行に移され、むかし野菜の初出荷となる。

難しいのは、農協には部会なるものがあり、田中さんの場合はアスパラ部会員であるし、その会長さんに就いている。
農協の場合は大きな制約があり、農協以外には出荷してはいけないことになっているため、自由に販売行為ができない。可笑しな話ではあるが・・・
今回のパープルアスパラは部会の範疇に無く、自由に出荷ができる。

(今週の野菜)

イメージ 3パ-プルアスパラ

食べ方としては、20~30秒ほど、湯通ししておき、
さっと炒める。味付けは薄味で適当にどうぞ。

課題となったのが、実は
選別機にかけて、5サイズ
に分類するシステムになっており、逆にそれが難しく
分類したアスパラを佐藤
自然農園のスタッフにより
混ぜ合わせての出荷という段取りにてまとまりました。

市場の規格サイズ方式の矛盾がここにもでてきておりますね。

イメージ 4各種レタス

コスレタス・半結球レタスなど
はさみを根本に入れた時、
さくっと切れる感触から
実に美味しそうな食感を
感じました。
美味しく仕上がっております。

サラダセットと混ぜ合わせて
食べて下さい。



サラダセット・青梗菜OR味美菜OR小松菜・紫大根・わけぎ・漬物・大根・中蕪

葉付き玉葱; 葉の部位はこの時季、葱の代用としてお使いください。
         すき焼きなどが合うと思います。


二番果です。あっと言う間に
花が咲き始めております。
ブロッコリーは元々、花芽です
から当然なのですが、春の
暖かさにびっくりしているんでしょう。

さっと湯通しして調理すると
美味しく食べられます。
早めに召し上がってください。


(その他野菜)

イメージ 6菜花OR春菊

蕪・青梗菜・小松菜・水菜
などの菜花です。

さっと湯がいてお浸しに。

ほろ苦く旨みが口に広がる

サラダ感覚で召し上がってください。



人参・葉にんにく・キャベツなどが入ります。

来週は最後の芽キャベツが入る予定です。