今週の野菜

26.12.22(月曜日)晴れ時折小雪、最高温度6度、最低温度2度
 
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     冬のつかの間の太陽を浴びる収穫中のサラダセット(四番の畑)
 
白一色に染まった農園の中で、収穫のために開いたトンネルの中から、冬の澄んだ光を浴びて色艶やかに浮かび上がった彩色の野菜達に思わずシャッターを切った。
野菜は時として華やかなお花畑よりも美しい光景を見せる時がある。
特に、葉野菜は地球温暖化の中で、早春と冬のツーシーズンが旬の季節となった。
蒸れと虫害がない時季が葉物野菜の旬となる。
 
サラダセットは今では農園の人気メニューの一つとなっている。盛夏以外は、いつの時季もチャレンジするが、やはりこの時季のものが一番美しくて美味しい。
市場では幼菜をミックスサラダとして出荷しているが、未だ味の調わない野菜を出荷する考えは当農園にはない。
少々傷んででも、しっかりと味香り・食感・旨みが出始めてからの収穫としている。
そのせいか、「サラダセットがないと我が家では過ごせない。どんなに傷んでいても構わないから、ある時季は必ず入れて欲しい」との要望は尽きない。
 
今年最後の「今週の野菜」ブログです。
一年間、むかし野菜を愛しんで頂きありがとうございました。
来年は、除草剤を一切使わない(勿論化学物質は使わない)様々な穀類生産、
小麦粉・とうもろこし粉などの製造、味噌や漬物などの加工品に力を入れていくことにしております。
これも塩・酢・砂糖などの基本的な調味料以外は使わない(保存料・滅菌剤・ホルモン剤・甘味料などの化学物質は基から排除しております)完全なる自然食品となりますし、野菜本来の美味しさを表現しようとしておりますので、現在の味付けされた
食品に慣れた方には物足らないかもしれませんが、自然な美味しさを愛しんでやってください。
何しろ、困難な自然農の世界では、最初はうまくいかないこともあるでしょうが、創意工夫をしながら、辿り着きたいと思います。広い心で皆様方の支援をお願い致します。大切な仲間として・・・
今日もグループの平野さん(自然農のお米・梨生産)との話ですが、ある有名な味噌醤油メーカーから有機味噌なるものが、700円/300gで販売されているとのこと
食してみたところ、甘いだけで(今風流行の甘い味噌)コクも旨みもない高価な味噌とのこと。二人で思わず「何でも有機ですね」と・・
 
私達のグループでは毎日食さなければならない日常の食品は決して高額にはできない。皆、生活があるのですから。
安売りはできないが、極普通の方々に食べて頂きたいとの願いから、いつもリーズナブルな価格で頑張っていくことが当グループの思いです。
 
(今週の野菜)
 
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原木露天椎茸
(田北農園)
小振りですが、この寒い
時季にようやく育ちました
それだけに肉厚・ジューシーです。
 
実は当農園でも使用している織布を椎茸の原木に
ベタ掛けしてみました。
すると例年この極寒の時季にはできない椎茸が収穫
できました。
 
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今年最後ですので、二種類の大根を送ります。
 
聖護院は煮付けに、
大根はサラダやすき焼き
鍋の具材にお使いください
 
葉っぱは菜めしにでも。
一昼夜塩漬けして
水洗いしたものを熱々の
ご飯に混ぜ込む。
 
 
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プラチナラベルの土で育った
極上のセロリです。
筋を取る必要はありません
葉先までお使いください。
 
刻んで料理の下味付けに
(スープ・炒飯など)
 
詳細は前々回のブログにて
紹介。
 
 
 
 
 
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ようやくこの程度まで育ちました。
 
いびつですがその美味しさと甘さは一級品です。
金時特有の嫌な香りや味はしません。
 
大根と人参の千切りにて
酢物にお使いください
(青味の魚と一緒に)
 
 
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巻き損ねた白菜
 
当農園の看板メニュー?です
 
青い葉っぱが美味しさの
証明です。
鍋やすき焼きにどうぞ!
 
白い茎の部位を千切りに
して刺身のつまにすると
かなり美味しい。
 
 
 
 
 
(その他野菜)
 
サラダセット・じゃがいも・さつまいも(紫系もあります)里芋・青梗菜・小松菜・味美菜
一本葱(プラチナラベルの土)・かぼす・南瓜・大根の甘酢漬け・ツァーサイなど
 
今年最後の出荷です。来年お元気でお会いいたしましょう。
 
尚、隔週の方は、今年の最終週にお届けした方は、来年、1.19日の週からの出荷となります。先週に出荷した方は1.12の週からの初出荷となりますので、お間違いのないようにお願い致します。
 
それでは、皆様も良い年をお迎えください。どうかお元気で来年お会い致しましょう