26.12.15(月曜日)曇り、時折晴間、最高温度9度、最低温度5度
三番の畑、冬の夕暮れ
12月に入って寒い日が続きます。種蒔きを待つ三番の畑の風景。
今頃、蒔く野菜は、3~4月収穫の野菜。厳冬期にトンネルの中で芽を吹き、耐えて
耐え抜いた野菜のみが春を迎える。
野菜を端境期もなく出荷し続けるためには、露地栽培の場合、様々な工夫が要る。
トンネル・織布のベタ掛けもその一つ。出荷時期には蒸れたり、凍結したりした野菜
達が生き抜いて、初春にようやく皆様の処へ届くことになる。
その際には、「なんだ!傷んでいるではないか」とは言わないでやってください。
彼等も一生懸命に厳冬期を露地で生き抜いてきたんですから・・
味や香り・食感を誉めてやって欲しいのです。
今年も残すところ、二週間で出荷はお休みにさせて頂きます。
来春は1.12より出荷を始めますので、よろしくお願いいたします。
隔週の方は、今週は、普段より多目の野菜達をお届けいたします。
お餅も入っております。一年間むかし野菜を愛しんで頂きありがとうございました。
(今週の野菜)
大根
表面のひび割れは、美味しさの証です。
洗う際に、ぴちぴちに太っているため、水に浸けると
ひび割れが発生したものです。
寒に当たっているため、
味は先ず先ずです。
何よりやさしい美味しさです。
紫大根
味の濃さと美味しさは
絶品です。
私は摩り下ろして薬味として
頂いております。
特に蕎麦に合います。
酢の物や焼き野菜でも。
摩り下ろしたものにレモンなどの酢を搾るとピンクに
変わります。
隔週の方には人参です。
申し訳ないほど、いびつな
形をしております。
今年は人参が難しく
このような形になりました。
それでも美味しさは、保証
致します。
サラダで食べる方が多いようです。
尚、ご期待の葉っぱは
虫が頂いてしまいました。
セロリ
今年のセロリは気候があったのか、立派に成長しました
毎年、草木堆肥歴14年の
二番の畑で育てており、
最高の味香り・旨み・食感
が味わえます。
セロリはどうもと言われる
方もチャレンジしてみてください。
最近お取引を始められた大阪のTさんのご主人、「このスープに入っているセロリ
みたいなもの、美味しいねこれ、何!」と言って食べていたようです。
今までは本当のセロリを食べていなかったようで、まったくのセロリ嫌いのご主人様の一言でした。
※セロリなどの香味野菜は油でゆっくりと炒めると、その香味成分が旨みに変わってきます。カレー・シチュー・スープに具材と言うより、下処理、若しくは、下味付け
の材料として使う。(セロリ嫌いの方には先ずはこれから始めてください)
私などは茎の部位はサラダで食べたいので、葉っぱの部位を下処理に使います。
葉っぱの部位を刻んで、にんにく・しょうが・玉葱・葱などと一緒にオリーブ油で
じっくりと炒め、旨みをよく引き出してから、炒飯・カレー・スープなどに使います。
小松菜
まだ若いのですが、出荷
しました。
それでも小松菜独特の味香りはよく出ており、何より、
筋をまったく感じませんので、子供さんにも是非・・・
炒め物・鍋・すき焼き・煮物
など用途は多様です。
ツァーサイ
中国菜です。
やや苦味があるのがこの野菜
の特徴です。
炒め野菜が定番でしょうが、
実は煮魚にとても合います。
魚の臭みを取ってくれ、
美味しく食べられます。
(その他野菜)
里芋・一本葱・サラダセット・餅・南瓜・中蕪・ゆず・さつまいも・白菜
白菜はやはり巻きませんでした。今週は隔週の方のみの発送です。