26.11.17(月曜日)晴れ、最高温度16度、最低温度6度
晩秋の落ち野菜達
何時霜が来てもおかしくない季節、未だ夏野菜達が踏ん張っている。
気温が急速に低下し、最低温度が6度。夏野菜の成長は止まり、今成っている実
しか残らない。表皮はやや固くなるも、成長が遅く、実に蓄えられたデンプン質は
糖質に変換され、甘みや旨みが最高値に達する時季である。これを露地栽培で
言う落ち野菜となる。通常、マーケットでは絶対に手に入らない。
農家直の野菜しか味わえないと思って頂けるとありがたい。
今日入ったメールに、子供さん(多分まだ小さいお子さんなんだろうが)が私、万願寺とうがらしが大好きと他の大人たちが居る場所で言ったそうです。
他の大人たちは、それはもうびっくり!とのこと。落ち野菜でした。
それでもずっと続いている夏野菜に皆様方に申し訳ないという思いから、何とか
新しい秋野菜を、と今回、セロリ・大根系や葉野菜を少しばかりお届けしております
もう少しご辛抱の程、お願い致します。農園では懸命に秋野菜が早く大きくなるように、スタッフ一同、様々な手を打っておりますので・・・・今少しお待ちください!
このブログにて、直近の農園野菜の食し方を紹介しております。
それを参考にしてみて美味しかったと言うメールが多数寄せられております。
ありがとうございます。その中で最近最も多かったのものが黒大豆の炊き込みご飯でした。これなどはクックパットには決して無い調理方ですね。豆の存在感を味わった方が多かったようです。来年を楽しみに一年間お待ちください。それが旬菜です。
(今週の野菜)
未だ小さい聖護院大根
及び大根(これは夏大根)
せめて、葉っぱだけでも
菜飯でどうぞ!
(葉っぱを塩漬けにし、
塩分を抜いて刻み、熱々の
ご飯に混ぜ込む)
これも11月下旬頃には
太ってきます。
セロリ
茎の部位は生食で、
葉っぱの部位は、
刻んでスープ料理の
下味に、若しくは、
炒飯に使って下さい。
その他にも工夫次第では
捨てる処はまったくありません。
尚、筋は取らなくても
大丈夫です。
好き嫌いの多い方でも大好きになります。毛嫌いされず食してください。
セニョリータなど、
ほうれん草
8月下旬頃蒔いたものですので、未だ味は乗ってないかもしれませんが・・
やはり霜が降りてからの
ほうれん草は最高です。
根の部位は湯がいた後、
マヨネーズと一緒に少量の
油を入れて炒めると子供さんの好む料理になります。
(半割りにして下さい)
(湯がき過ぎないように)
※一部の方には蔓紫が入ります。これも湯がいてお浸しに、別名、夏ほうれん草。
とうがらし+ローリエ+にんにくのセット。
毎年、恒例のセットです。
とうがらしは天日干しに
しておりますので、カビは
来ないと思います。
ローリエは生葉ですが、
乾燥しても使えます。
にんにくはやや青い芽が出ておりますが、下味附けには何の問題もありません。
(農園ペペロンチーニ)
オリーブ油をフライパンに入れ、刻んだにんにくととうがらし(半分にカット)を加え、
油に辛味とにんにくの香りを移す。そこに強めの塩で湯がいたパスタを投入し、
同じく刻んだアンチョビー(堅口鰯の塩漬け)を加えて和えます。
これでレストランのイタリアンパスタの完成です。
(その他野菜)
南瓜・里芋・さつまいもなど、
来週の野菜は今の処、考えが纏まりません。と言うより、完全に端境期に入っており
あるものを探してお届けすることしかできませんので、申し訳ありません。
去年作った自然農の味噌の在庫がやや残っておりますので、お届けしようとは
思っております。それでは何が来るかお楽しみに!ご機嫌よろしく!