25.11.4(月曜日)曇り後晴、最高温度21度、最低温度15度

10月は、台風が多く飛来し、高温多湿状態が長く続き、葉野菜達は虫害の脅威と
蒸れによる高温障害に晒され、次々と溶けていく。
今までに経験したことの無い秋の気候に、9月頃に種蒔きをした露地野菜は、ほと
んど壊滅状態となる。
10月の中旬頃に種を蒔いた葉野菜が今、ようやく本葉が出始めている。
このままでいくと、12月下旬頃になって秋野菜(冬野菜かな)の本番ということに
なりそう。その頃、寒気が襲来すると、秋野菜はかなり妖しいことになる。
江戸時代の天保の大飢饉などはこのような気候が数年続いたとのこと。
機械や設備のなかったむかしの人たちの辛苦に思いを馳せる。
畑は、生き残ったほうれん草やサラダセット、小松菜・青梗菜等を今週から来週に
かけて本の少しですが、出荷を行う。かなり痛んではいる。
その後は、しばらく秋野菜はお休みということになると思います。
その間、残った夏野菜と、椎茸・梨・自然薯などで埋め合わせを行うことにしようと
考えております。
※お知らせ、
お知らせが遅くなりましたが、平野さんの自然農のお米ですが、11月の新米から、価格を若干引き上げさせて頂きます。
平野さんのご好意で今まで相当な低価格でご提供してきましたが、自然農の場合、
リスクも多く、収量もやや少なく、当農園としても申し訳なく思っておりました。
どうか、引き続きよろしくお願いいたします。
価格; 玄米 4,000円/10キロ (従来価格、3,500円)
白米 4,500円/10キロ (従来価格、3,800円)
流れ込んでおり、畜糞や化学肥料は一切使わず、緑肥にて対応。
深水管理により、成長は遅れるが、除草剤を使わずにお米作りを行っております。
(今週の野菜)


ハーブティセット
※初めての方に、
ポットにフレッシュハーブを入れ、熱湯を注ぐだけです。
分量は小家族であれば、二回程度は使える量です。
又、一煎目のティは、香りが鼻から抜ける・・香りを楽しむ
二煎目は、ふくよかな味を楽しむと良いです。
秋のハーブは味香りが濃く、食事の後にゆったりとくつろぐ際にお楽しみください
尚、コモンタイムは、別に鳥や豚などのグリルに添えて使うのが良いと思います。
肉の嫌な匂いや脂分をマイルドに変えてくれます。

高温障害で成長が悪い。
茎などが蒸れて溶けて
おり、成長も通常の時より、
いびつです。
それでも久々の葉野菜です。
少量ですが、申し訳ありま
せん。

人参
7月蒔きの人参です。適期
に近く、ようやくまともな形を
した人参に成長しました。
葉は切り取り、掻き揚げや
お浸しに、
ずんぐりむっくりした姿。
この時季の特徴です。
自然薯; 独特の粘り、生食でもフライにしても美味しい。後藤農園から、
里芋; 畑作のもの、二宮農園から、
黒大豆の枝豆; 味が深く、人気商品です。あまり湯がき過ぎない方が良い。
豆ご飯が美味しい。パスタでも。
一本葱; 甘いというより、旨みがあり、柔らかい食感が際立つ。
豚バラ肉と一緒に焼く、酢味噌和え、フライ、鍋など、用途は広い。
ピーマン・伏見とうがらし・さつまいもなど、
(その他野菜)
インゲン豆・サラダセット・セニョリータなど、
落ち茄子; 外見は悪いが、中身が濃い一品です。この時季しか味わえない。
落ちトマト; この時季のトマトは是非サラダに。
来週は、生き残った蕪類が入ります。