今週の野菜

25.10.21(月曜日)晴れ、最高温度22度、最低温度18度
 
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二番の畑、出荷を控えた人参の畝、季節に合った蒔き時のため、きれい育ち
っており、再来週には久しぶりに人参らしい人参が皆様方に届けられます。
 
野菜には適期があり、無理に育てたものはやはりいびつにしか成長しません。
(当農園は、消費者直の販売しかしておりません。端境期も野菜がないとは言えず
常に20種類を越す出荷野菜を畑に用意しておかねばなりません。無理をせずに
はいかない訳です。そこが苦しい処ですが・・・)
その適期が一番美味しく、栄養価がある。だから、旬菜と言うのでしょう。
それでも昨今の九州の気候は夏場(人参の蒔き時)は乾季が訪れ、人参はセリ科
の野菜ですから、発芽から幼苗の時は、とにかく水を欲しがります。
人参を育てるのは今でも難しいことです。ですから、このように美しく成長している
野菜を見ると心が和みます。
 
畑は、今から端境期に突入します。
 
夏野菜は晩秋の涼しさを迎えると、途端に木の衰えが目立ち始め、実も結実が
遅れ、成長を止めてしまいます。
今から11月の初旬までが終わり旬、あるいは、落ち野菜の季節を迎えます。
11月の中旬頃になると、早霜が畑を覆い、それこそ一瞬にして葉が萎れて落ちて
しまいます。それまでの夏野菜が実は一番美味しいのです。
木は最後の力を振り絞って、実を成長させようとします。その実は見え形は悪いが
栄養価が一杯詰まっております。
 
ただ心配なのは、極暑が10月の初旬頃まで続き、9月に種を蒔いた葉野菜は、
ほとんど暑さと蒸れと虫害でやられてしまいました。そうなると、秋野菜の圧倒的な
不足が農園を襲う。それでも、めげずに、ひたすら種を蒔き続けました。
後は、神に祈るしかないのですが・・・
 
(今週の野菜)
 
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玉葱(極小)
 
佐藤雄二農園のもの。
 
彼の畑も草木堆肥歴3年
を過ぎましたが、堆肥を
蒔き足らず、こんなに玉葱が小さくなってしまいました
 
それでも今の時季は
玉葱は貴重品です。
 
小さいですがよろしく
お願いします。
 
 
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黒大豆の枝豆
 
今年は夏の乾季が続き、成長が
いびつで、あまり出来は良くあり
ません。
 
それでも待望の黒大豆です。
生で齧ってみましたが、味は
良いです。
 
これから、2~3回は出荷ができる。
 
 
 
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露地にら
 
ニラ臭さを感じない
味はやさしく旨みを感じる
 
 
和風出汁でさっと茹でる
この食べ方が一番美味
しいです。卵とじも・・
 
鍋や餃子は定番の
食べ方です。
 
 
 
 
 
万願寺とうがらし; 直火で焼いてかぼす醤油で。焼肉との相性は一番です。
 
ピーマン; 最近はチンジャオロースにはまっています。
 
※中華風炒め
材料;もやし・ニラ・ピーマンの千切り・豚肉の細切れ
合わせ調味料;醤油1、みりん1、酒1、味噌小匙一杯、豆板醤少々
豚肉をにんにく生姜のみじん切りで炒め、塩胡椒を少々、合わせ調味料の半分を
入れ、炒める。
強火にしてから、炒め難い材料から鍋に投下し、しんなりとなる前に、残りの調味料を鍋縁から投入し、最後にごま油を香り付けにほんの少々、入れたら出来上がり。
全工程を3分以内に終わらせることがポイントです。
 
茄子;終わり旬です。あまり火を加えないほうが美味しい。
 
さつまいも; 佐藤雄二農園のもの。紅東。さつまいも専用畑からお届けします。
 
一本葱; 葉先まで美味しく食べられます。今年の味は格別に良い。
 
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筍芋
里芋と葉も酷似。
見分けが付かない。
 
南方系の芋、
京都人はそれを京芋と称し
て、京都の名産かのような
体にしている。厚かまし
こと甚だしい。
ぬめりが少なく、さっぱりと
していて、味が濃い。
櫛型に切り、素揚げで
塩胡椒が美味しい。
 
 
(その他野菜)
 
空芯菜・里芋・パプリカ・バジル・にんにくなど。
 
来週は、久しぶりに、サラダセットが入ります。若しかしたら、晩秋の味覚、
生椎茸(露天原木)も入るかもしれません。