今週の野菜

25.5.20(月曜日)晴れ、最高温度28度、最低温度13度
 
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              収穫前のブロッコリーに花が咲いた
 
写真は大人になったブロッコリーに出荷前、花が咲いてしまった。永年農業をして
いるが、こんなことは始めて。
長く低温が続き、ようやく大きくなってきたと思ったら、急に最低温度が急上昇して
最高温度もこの時季としては、珍しく真夏日になっている。
このため。ブロッコリーは花芽(董立ち)を持ち出して、ご覧のように花盛り。
とりあえず良さそうなもののみ出荷とし、あとは、皆様方にどうにかして食べて
もらうしかない(当然にサービス?ですが)
毎年何らかの異常な気候が続き、今や慣れっこになっていることが恐ろしい。
いったい、今後どうなっていくのでしょうか?
自由経済・自国偏重・自己中心となってしまったグローバルな資本主義経済では
温暖化対策といっても如何ともしがたいことなのでしょう・・・
 
益々厳しくなっていく農業、とりわけ自然循環を基とする露地栽培です。
 
(今週の野菜)
 
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ビーツ
 
さいころ状に切って、スープ料理
に使ってください。
 
茎は葉を摘除して、炒めものに、
それ自体が甘く、ピンクの色が
出ます。
 
 
 
 
 
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小玉葱
 
丸ごと、あるいは半割りで
煮込み料理に使う。
 
今年は玉葱が豊作で、
小玉葱はレストランへ
出していたが、今回は
ビーツと一緒にスープへ
お使いください。
 
 
サラダ蕪OR中蕪; 中蕪は煮込み料理との相性が良い。
            サラダ蕪は元来生食用ですが、煮込み料理に使う場合は
            あらかじめフライパンで焼き上げておき、スープが出来上がる
            前の2~3分前にスープに投入すると良い。
 
春キャベツ; しゃきしゃきとした食感、スープにも使える。
 
絹さやえんどう; 用途は広く万能の使い道、スープに使う場合はさっと湯がいて
           スープの出来上がり前に投入する。
 
スナップエンドウ; これもさっと湯がいて(短時間で)使って下さい。
 
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春大根
 
急肥大化しております。
(初夏並の暖かさによって)
 
おでんの具材に最適です。
 
私はすき焼きの具材にします。
千切りにして味噌汁へ、
 
 
 
 
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サニーレタスと半結球、コスレタス
ミックスです。
6番の畑
新たに借り、草木堆肥歴1年目の畑
赤ラベル級ですので、やや味や食感
に固さがみられる。
 
サニーは、ちしゃもみに、(酢・味噌
砂糖)塩もみにしてから調味料を
加える。
 
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コールラビ(蕪キャベツ)
 
皮を剥き、スライスして使う。
 
さっと茹でてサラダに、炒めものに、
煮込み料理は定番。
 
塩胡椒とオリーブオイルで蕪と
一緒に焼くように炒める。
(同じバージョンでパスタへ)
 
 
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サラダセット
 
水菜・赤ほうれん草
サラダ小松菜・ルッコラ
辛し水菜・マスタード
スイスチャート
 
(関東のミスSさんより提供)
 
こうしてみると、おしゃれですね。
 
 
大根の甘酢漬け; 越冬大根ですので味は良いのですが、若干固い。
 
小松菜; 急肥大しております。それでもシャキシャキ感があり、繊維を感じない
 
ブロッコリー; 冷蔵庫に入れて保管して下さい。この時季のものは茶色に
         変色しやすく、早めに食べて下さい。
 
(スープ料理)
今週は煮込みスープをイメージした構成になっております。
材料; ビーツ(さいころ状にカット)・蕪(櫛型にカット)・小玉葱(半割り)
      絹さやえんどう(さっと湯がいておく)・キャベツ(乱切り)・ブロッコリー
    玉葱のみじん切り・にんにく・牛バラ肉
調味料; 塩胡椒・オリーブ油・ベイリーフ月桂樹の葉)・若干の酢・若干の醤油
      お好みでソース・チキンブイヨン
 
スープはあらかじめ多めに作っておく。材料のキャベツ・蕪・ブロッコリー
えんどうは煮上がる直前に(2~3分)投入する。ショッキングピンクのシチューが
楽しめます。
ベースのスープをたっぷりと作っておけば、2~3回は楽しめるはずです。
 
(その他野菜)
 
ごぼう・青梗菜・水菜などが入ります。
 
今週からしばらくは、野菜が多く届きます。覚悟して置いてください。
6月の梅雨まで続きます。これも季節のいたずらで、この時季は野菜が一斉に
大きく育ちます。梅雨があけますと夏野菜が待っているはずです・・・
あくまでも気候次第です。
 
来週は赤蕪・白菜・空豆などが入ります。