今週の野菜

25.5.6(月曜日)晴れ、最高温度20度、最低温度9度
 
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草木堆肥の上で、ここは子供達の滑り台
 
日中は、この季節通りの暖かさとなり、春野菜達は肥大化し始めている。気になるのは最低温度。
相変わらずの低温、霜の恐れなどがあり、植え込んだ夏野菜がかなり心配な毎日。夏野菜は成長不良。
それもここ二三日は10度前後で推移している。
 
そうなると、夏野菜までの繋ぎをどの野菜に担ってもらうか、これもかなり心配。要するに、露地栽培と直接
販売は、いつもはらはらの連続になる。
これからはその繋ぎに、豆類(絹さやえんどう・スナップエンドウ・そして空豆)や今回のにんにくの芽などが
果たしてくれる。冬や春先に定植したキャベツ・ブロッコリーコールラビなどがその後に来る。
 
テレビ放映された後に、新たに私達の仲間(同じ野菜を食べている)に参入された方々からは、様々な
メールが寄せられている。詳しくは農園ブログにて紹介いたしますが、意外と多いご意見は、「新鮮」・「濃い」
ナチュラル」などの言葉が多かったようです。
新規の方々は、これからもっと深く、課題の多い農業や有機野菜の問題や自然循環農法による野菜の奥深さ
に気がついていかれることになるとは思います。
 
(今週の野菜)
 
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にんにくの芽
にんにくの芽が出穂してから、3週間ほど
してから、にんにくの初収穫となる。
芽を摘むと、葉や茎の中に蓄えられた
栄養価はみな、にんにくの根に集められ、
(芽を摘む=成長を止め、子孫を残せ
 といったシグナルとなる)旨いにんにく
となる。
 
皆様はにんにくの芽を食べた事があると
思いますが、それはほとんが中国産の
ものであり、本当に美味しい国産のもの
はおそらく今回が初めてとなるのでは
ないでしょうか。その味の濃さと深さに
驚かれることになります。
やはり炒め物が最適な食べ方でしょう。
 
写真は撮り損ねましたが、スナップエンドウOR絹さやえんどうが入ります。
生で食べてみてください。その甘みにおどろくと思います。
 
玉葱; 生食の場合は、切ってから10分程度置くと、辛味が抑えられ、美味しくいただけます。
     決して水に晒さないことです。焼き野菜がお勧めです。
 
春キャベツ; やや固いと思われたら、やや強めに火を通してください。歯切れは良く、味は深い。
 
巻かない白菜; これも強めにに日を通してください。
 
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赤蕪
 
甘酢漬け、
カットして焼き野菜(塩胡椒にオリーブ油)
やや薄めにカットして炒めものやパスタへ、
 
スープに入れる場合は、玉葱等と炒めた後に、
一旦取り出して、スープが煮上がる前に
再投入すると食感も見た目も良い。
 
糠漬けも美味しいのです。
 
この時季の物はやや董立ちしかかっています。
 
 
サラダ蕪; やや固く、表面にせん虫が這った跡が残るものもあります。(土消毒していない証です)
 
小松菜; かなり肥大化しておりますが、柔らかいです。
 
青梗菜; これも太っています。やはり春は青梗菜の旬です。
 
大根; 越冬ものです。
 
(その他野菜)
 
紫大根・ハーブティセット・ビーツ・煮込み用中蕪・ブロッコリーなど
 
やはりと言うか、当然と言うか、ハーブティセットが静かな反響を呼んでいる。
フレッシュハーブティなど初めての方も多い中で、香りや味を引き出す草木堆肥で育ったハーブの味香りの
やさしさは皆様方の心身を癒してくれたようです。これは貴重品なんですよ。
何分にもお客様の人数が急増したため、(180名弱)特に今年は株の更新を行ったために、全員の方に
行き渡らせるのに苦労しております。
 
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来週は皆様待望の大根の甘酢漬けを用意しております。特に子供さん方には大人気のようです。
S君、大根の漬物が無いと泣かないでください。来週は届きますよ!