24.11.12(月曜日)最高温度18度、最低温度11度
季節はいよいよ冬に入りました。寒さが日一日強くなってきます。
農園はまだ霜がおりてはいませんので何とか夏野菜は生き残っております。
実はこれも難しく、畑が空かずに冬野菜の植えつける畝を探すのに苦労しています。
植え付けが一日遅れれば、それだけ冬野菜の生育環境が劣化していき、1~2月頃には野菜がない!という恐ろしいことになります。
皆様は葉野菜の旬は何月頃だとお考えですか?
ハウス野菜全盛・農薬・化学肥料多投のこの時代、その感覚が麻痺しております。
露地栽培でこの九州においては、霜が降りた以降、つまり、11月下旬頃から3月頃
までが一番美味しい季節になります。
勿論、12月以降はトンネルを施しますが、これも開けたり閉めたりして太陽の光と寒を巧みに調整します。
今からが一年のうちで最も野菜が美味しい季節を迎え、頑張ります。
(今週の野菜)
サラダセット
写真は赤ほうれん草。
これが入るととんがったサラダセットが
マイルドになり、真っ赤な赤ではなく、
高貴な紅が一層美味しさを引き立てます
新しい畝に移行しましたので、虫食いの
痕も少なく、見た目もきれいです。
小松菜; まだ小さいですが、柔らかい。これも新しい畝に移行しました。
青梗菜; しゃきしゃき感があり、煮込むととろとろに。
味美菜; 小松菜と青梗菜の中間の味わい。
里芋; 黒土の里芋は美味しいとの定評があります。
トマト・フルーツトマト; 色つきが悪くなりました。霜が降りるまで精一杯頑張っている
バジル; おそらく最後の出荷になります。
黒大豆: 長らくお世話になりました。これで最後です。無くなると寂しい。
大根; 今季初の出荷。やや苦味があります。霜が降りるとさらに美味しくなります
にんにく; 天井に吊るしていたもの。これも今年最後の出荷。
(その他野菜)
椎茸・人参・筍芋・いんげん豆・さつまいもなどです。
(来週以降の野菜の予告)
ようやくほうれん草の出荷ができそうです。レストランには今日が初出荷でした
この品種はサラダにむ相性がよく、
ほんのりとフルーツの香りがします。
お楽しみに。
白菜、
虫食いの痕がひどいですが、中までは
虫が入っていません。外葉で食い止めております。
各種蕪類、
メニューは、
赤蕪・紅蕪
紅芯大根
紫大根
サラダ蕪など、
冬の味覚です。葉も美味しいです。