今週の野菜

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今週の野菜

2025.8.11(月)雨、最高温度28度、最低温度26度

                 乾燥野菜

 

採れすぎたゴーヤなどの夏野菜をバラダで保存用として乾燥している処。

秋冬に皆様の所へ届くかもしれません。

                 三色茄子(白)

(農園主の独り言)

地域経済と人々の生活を支えていたのは農林水産業などの一次産業や加工業などの二次産業であり、いずれも小規模です。

地域の主な産業はやはり農業でした。その農業が今消滅の危機に貧しております。

国は中山間地の多い地域にも大規模機械化農業及び量産型単一栽培を推奨し、農家は補助金漬けにされ、減反政策のために飼料用米を奨励したり、米が足らないとなれば今度は増産を奨励しています。農家は自主性を失い、農業の活力を削がれ老齢化が進み、かつ、農業に魅力も将来も無いとなれば農業後継者も居なくなってくるのも当然です。

例えば、米国農業者の規模が1,000ヘクタールに対して山間地を抱える狭い国土しか無い日本の農業規模は多くが1ヘクタール未満です。

米国では除草剤・化学肥料・農薬を多投する粗放農業であるのに対して、狭い農地しか無い日本の農業が同じ農法では到底太刀打ちできません。

日本では古来は草木を中心とした自然栽培(有機栽培)による土作りの高集約農業が中心でした。(安全性や美味しい高品質野菜作り)

かって、穀倉地帯とされていた一集落にお米作りを含めて一人しか農業者がおらず、田畑はその一人に押しつけられ、やがてその一人も消えようとしています。

日本の食糧自給率はすでに40%を切り、その食糧生産や確保も不可能な状況に追い込まれております。

食糧を自国で確保できない国は疲弊し消滅してしまうことは歴史が証明しております。

欧州各国は大陸にあり、過去には侵略の繰り返しで国土と農地と食糧を確保する事の重要性は国民の共通の理念となっております。いずれの国も食糧自給率は100%を超えております。

欧州各国は露地栽培を行っている農業者に手厚い保護(膨大な補助金助成金を交付)を行っており、その国民もそれを当然と受け止めております。

 

草木堆肥のみ圃場に施肥し、土を育てる自然循環農業を始めてから21年を経過しました。

肥料を排し、草木堆肥によって土作りを行う自然循環農業では、私の予想に反して10年を経過した頃から品質だけでは無く生産量が飛躍的に伸び始め、20年を経過した当たりから近代農業と比較しても1.5~2倍の生産量が上がり始めました。

私もすでに75歳になり、この自然栽培農業を未来へ繋ぐために、現在は最後の力を振り絞って若い後継者育成に全力を傾けております。

現在は数人の若者達がこの農業を学んでおります。ライフワークとして持続可能な農業、そして自由な農業を目指しこの農業を学びたいと門戸を叩く方も増えております。残念ながら、私の力が及ばず育てる人数を限らねばならず、彼らの願いをかなえてやることができません。

 

私は思うのです。健全なそして美味しい農産物を求めて居られる消費者が、実は、この自然循環農業の本当の主役ではないかと・・・

主役である消費者が自分だけのことではなく、日本から食が無くなる食糧安全保障の危機に際して、食を生産してくれている農業者の立場も考慮し、農業や食に関心を持ち、作る人、食べる人、学ぶ人が一緒に考えて頂けることを願っております。

 

(今週の野菜)

長茄子・黒陽茄子・三色茄子など

翡翠茄子など; 輪切りにして味噌・みり・砂糖の合わせ味噌を乗せ、オーブンで

        焼きます。

人参; 酷暑の中で育ったため、割れや変形が発生しています。

青・白ゴーヤ

南瓜

緑蔓紫;お浸しや素揚げに

カラーピーマン

 

(その他野菜)

ピーマン・小葱・青紫蘇・オクラ・ズッキーニ・万願寺及び伏見とうがらし

丘ひじき・玉葱などが入ります。