2019.7.15(月曜日)曇り、最高温度29度、最低温度20度
健全な食を考える農園セミナー&料理体験会開催
7.14(日)雨の中、農園体験会を実施。降り続く雨のため、参加者も当初の2/3
と減ってしまったが、中学生2名も含めて10数人で逆に皆で助け合い、楽しく過ごせたようだ。
雨が中断した隙間の時間帯を狙って収穫体験もなんとかできた。
子供達も最初こそ、鋏を持つ手が縮んでいたが、収穫が進むにつれて、実に伸びやかに、鋏を入れていた。やはり畑での収穫作業は楽しそうだった。
あれは何だと思いますか?の農園主の質問に皆知らない様子なので、それではと、来週頃から出荷予定の牛蒡をスタッフが引いて見せているところ。
小原君、引き抜くのは大変なのですよ!と収穫の苦労を披露していた。
女性達は、この日のメニュー、夏野菜の揚げ浸し、オーブン焼き、ジャガイモの甘煮
胡瓜の煮浸しなどの料理に取り組んでいる。
子供達には(大人も)フレッシュトマト100%のハヤシライスと小麦粉を使ったクレープなども・・・
この中学生二人が盛り付けた夏野菜のオーブン焼きです
この小麦粉は、草木堆肥で育てた自然栽培の中力粉と古代餅麦のブレンドされたもので、もともちした食感と麦の味香りが芳醇に香る。
暇なお父さんと子供さん達が、一緒にクレープを作った。
挟んだのは、黒砂糖・農園の黄な粉。何しろ、子供達が適当に入れるものだから、大人達には甘すぎて・・・食べ過ぎてご飯が食べれなくなる子供さんも。
大カップ二杯の生地が終わってみたら、きれいに無くなっていた。
子供達の苦心の作でした
このセミナーでは、
慣行栽培や有機野菜の危ない現状
(国やメディアが伝えない配合飼料に含まれる抗生物質や薬品による土の汚染等)
世界で一番農薬使用回数の多い日本の農業の現実、
(分解し難い浸透性農薬・サリン系農薬・効き目の長い緩効性農薬及び除草剤等)
アメリカの二倍の種類がある日本の添加物の現状
(米国1、600種:日本3,600種)
その憂慮される農業の現実に立ち向かおうとするむかし野菜のスタッフ達の試みなどを紹介しました。
少しでも多くの大人達がその危険な現実に気づいて欲しい。そして自分の子供達に
できうる限りの「健全な食」を提供して頂きたいということをお伝えした。
(今週の野菜)
南瓜; 先ずは、むかしながらの赤南瓜。栗南瓜ほどの甘みはないが、それなりの
南瓜らしい味です。この後、白南瓜・栗南瓜が続きます。
フルーツトマト&大玉トマト; トマトは第一次収穫期を迎えております。
ピーマン&伏見とうがらし; ピーマンは今後、定番の夏野菜となります。
収穫体験の子供さん達は、畑で収穫したピーマンを豪快に生かじりして
おりましたよ。
蔓紫; 別名、夏ほうれん草。お浸し・天ぷら・炒め物に。
茗荷; 山の平野さんのおじいちゃんが山菜を採ってきました。これこそ旬菜です。
胡瓜&ゴーヤ; 日照不足により、かなりいびつな形をしているものも多い。
小麦粉; 筑後和泉(中力小麦)の50%精麦粉80:古代麦餅全粒粉20
のブレンド粉。
ノン化学物質・ノン除草剤・草木堆肥で土作りをしておりますので、アレルギーをお持ちの方にも大丈夫と思います。但、その場合、少しずつ試しながら食べて見て下さい。すでに実績(実験試食をしております)もあります。
(その他野菜)
玉葱・じゃがいも・人参・ニラ・ズッキーニ・インゲン・紫蘇・漬物・アスパラ・味噌・麦茶
赤玉葱などが入ります。
※ 来週は牛蒡が入ります。お楽しみに!
パプリカが採れ始めております