今週の野菜

30.10.22(月曜日)晴れ、最高温度23度、最低温度12度

イメージ 1
                   セロリ(二番の圃場)

 今年は久々に秋があるので、セロリは順調に育ってきている。
この分では、来来週には、第一陣の出荷が見込めそうだ。

イメージ 2育苗ハウスでは
トレイへの種蒔き、
そのポット揚げに
勤しんでいる。

今回はトレイへの第三陣の種蒔きが遅れ、
夏野菜の撤去を急ぎ
次々とポット苗を植え込むのだが、やや空き
時間が出てしまっている。


育苗トレイへ種を蒔いてから、ポット揚げまでに2~3週間、ポット揚げから定植までに1~2週間、種蒔きから定植までにほぼ一ヶ月を要する。
野菜にもよるが、白菜・キャベツなどのカンラン系は、定植後、2ヶ月で大人になる。
つまりは、種蒔きから出荷するまでに3ヶ月を要する。
このトレイの中の野菜達は、皆様の元へ届くのは、来年1月頃となる。

これが化学肥料や畜糞施肥だと、その半分の期間で出荷が可能となる。
草木堆肥しか使わないため、成長はゆっくりで、その代わり、土の栄養価を充分に吸収して美味しく育つ。

イメージ 3
大根の畝(5番の圃場
9月末頃に種を蒔いた
一ヶ月でこれくらいしか成長していない。

根菜類の場合は、直播きとなり、生育期間は約二ヶ月半。

この大根が皆様の元に届くのは、12月の初旬頃になる。



草木堆肥の特徴は、最初はゆっくりと育ち、一ヶ月を経過すると根を充分に張った
根菜は一気に成長を早め、ぐんぐんと大きくなる。
堆肥が土中で分解し、窒素を供給するのは約一ヶ月過ぎた頃からだからです。

 草木堆肥によって土作りが進んだ圃場は土の力があり、美味しく力強い野菜ができる。そのため、この草木堆肥によって土作りに三年以上かけるのです。
ちなみに皆様へお届けしている野菜の大半は草木堆肥歴5年以上の圃場がほとんどです。中には10数年経過した圃場もあります。まさに金の土、若しくはプラチナ級の土ですね。


(今週の野菜)

イメージ 4
イメージ 5










青梗菜                      空心菜
茎には繊維が感じられず、さっと      夏の炒め野菜の代表
火を通すとしゃしゃき感が           ぼちぼちと花芽が付いてきました。
鍋類などの煮込みでは、とろとろ感を。

イメージ 6秋茄子

切られ与三郎(古いか?)のようにふせ
が出来ております。
(台風被害の後遺症)

づんぐりむっくりのこの姿こそ、秋茄子の特徴

甘味旨味が強く、
本当に美味しいです



イメージ 7
里芋

これも傷が多いです
線虫などの土中の虫がかじった痕です。

これこそ、土中消毒をしていない勲章のようなもの。

煮っころがしが食べたい季節になりました。



イメージ 8
九条ネギ

土寄せをしているため
白根の部位も多いです。

湯豆腐など如何でしょうか?
(豆腐・葱・青梗菜)
豚肉のしゃぶしゃぶ風も良いですね。



(その他野菜)

麦御飯セット・漬物・柿・枝豆・玉葱・南瓜・赤玉葱・ニラ・ピーマン・万願寺とうがらし

海産物は鯵の開き・塩蔵わかめが入ります。

イメージ 9

いんげんが採れ始めました。

再来週頃からは本格的な出荷となります。

尚、セロリは12月に入ってからぼ出荷となります。