30.10.15(月曜日)晴れ、最高温度24度、最低温度13度
とうがらしが色づき始めました。
とても香りのよい品種です。
このとうがらしは、自家採取の種です。
15年間に亘り、栽培し続けております。
主には、漬物に使います。
雑菌を寄せ付けないために不可欠です。
年末にかけて、皆様へローリエと一緒に
お送りしているのも15年変わらずです。
朝晩が冷え始めており、炬燵が欲しくなる季節になっています。
あれだけ旺盛に実っていた茄子・ピーマンなどの夏野菜も三回の台風に三回煽られ続け、力が弱り、大風にも耐えた実の出荷が終わったら、落ちてしまいます。
夏野菜の繋ぎに現れる芋類・栗・柿なども最盛期も過ぎ、いよいよ、秋野菜のシーズンに入ります。
但、その肝心の秋野菜も台風による連続した大雨で、今一、遅れがちになっております。これが端境期です。
スーパーと違って、あちこちから野菜を仕入れるのではありませんので、季節に順な露地栽培ですから、この時季、農園主はいつも不安に駆られています。
どうか、皆様もややしばらくは、我慢してやってください。
今までにストックしてきた加工品や南瓜・さつまいもなどで繋いでいくことになります。
また、今月から、海産物をお送りいたします。
手始めに国東産のわかめ・米水津の味の開きなどから順次お送りいたします。
嬉しいことに、ぼちぼち美味しい無添加の干物などが恋しいですね。とのメールも寄せられております。
(今週の野菜)
空心菜; 名残の夏野菜です 虫食いだらけの小松菜
市場には無い露地ニラ
ある方から、「これは何ですか?葉っぱが虫に食われて簾のようになっていますが」とのメールが寄せられる。
この方はまだまだうちの野菜に対して覚悟が足らないのでしょうが、(時季によって
虫の大量発生(今がそうです)があります
人が食べるか、虫が食べてしまうかの時季もあります。どうか、我慢して食べてやってくださいね」と、お話は致しましたが、分かって頂けたかどうかは・・・?
南瓜; 十分に常温保管しましたので、 万願寺及び伏見とうがらし
水分は飛んで旨味は出ていると 最早「落ち野菜」の時季でもあり、
思います。 美味しくなっているのでは・・
柿; 最盛期を過ぎてやや熟れ始めて 赤玉葱; 乾燥も進み、美味しくなっている
おります。(柔らかい)
金時生姜
これも苦情の一つであろうかと思いますが、「葉っぱばかりで実は小さい」とのこと。
念のために、再度ご紹介させてください。
これは希少品種で、今では幻の生姜と呼ばれ、特にご婦人たちの新陳代謝には最高と言われております。
実はスライスして生食が基本です。魚料理・豆腐料理などにトッピングして召し上がってください。
葉っぱは独特の甘い香りがします。
本体と切り離して大型のコップなどに刺して置き、料理に使います。
「押し寿司」
タッパにサランラップを敷き、底に葉っぱを敷き詰め、熱々の酢飯を詰め込む。
上には酢で殺した魚介類を置き、さらにその上に葉っぱを置き、ぎゅっと蓋で押し込む。所謂押し寿司です。
高級料亭の味になります。季節の味わいを是非ご賞味ください。
「グリル」
鶏肉・マトン・豚肉などにまとわせて、塩胡椒・オリーブ油などで味付けし、グリルします。臭みを取り、脂分を中和し、これも高級フレンチに変わります。
そんなに手間のかかる調理ではありません。季節を楽しむだけの心のゆとりも欲しいですね。食卓がリッチになります。
(その他野菜)
玉葱・じゃがいも・トマトソース・漬物・ピーマン・茄子・味噌・筍芋・さつまいもなどがはいります。
海産物は水曜日から入ります。今回は、鯵の開き及び塩蔵わかめから始めます。
お楽しみに・・
枝豆ができ始めております。
あと、10日ほどしたら
お送りいたします。
食べ出したら止まりませんですね。
出せそうなのですが、
当農園の場合は、
実がパンパンに
入らないと出しません
そのほうが噛み応えがあり、美味しいからです。