29.11.6(月曜日)曇り、最高温度20度、最低温度10度
当農園最高レベルの二番の畑
大根と人参の畝。いずれも適季の9月に種を蒔く。
大根は虫害に耐えながらも何とか育ってはいる。人参もまた同じ。
それでもいつもの季節と何かが違う。
育っていないのです。
おそらくは、9~10月にかけて降り続いた雨で土壌の中に水分が溜まり続け、根が呼吸困難に陥り、それに加えて日照不足により、生きているのがやっとの状態になっている。
9~10月に種を蒔いたアブラナ科野菜は油断すると全て葉っぱは虫に喰いつくされ、
ただでさえ、雨により土が固まっている中、呼吸ができずに成長が阻害されている。
すでに数回の蒔き直しを行い続けている。
これは今日、朝になって気がついたのだが
菜花が一日で全滅状態となっていた。
隣の畝には先日、お送りした成長不良で
葉っぱが食べられてしまっている蕪があった。
食べるものがなくなり、隣の畝に虫たちが
集団疎開をしていた。
今年の秋はこの繰り返しです。
土曜日、天気も良く
大分の魚どころである
佐伯(蒲江・米水津)
の海産物加工先を
回ってみる。
始めて訪れる先も、以前から知り合いであった先もあり、当農園の趣旨には皆様、賛同
して頂いた。
但、最大のネックが見つかった。
この時代、干物が冷凍保存になっていたことです。
冷蔵輸送の野菜とのアンマッチが起こってしまっている。
何故そうなったのか?
どうやら、消費者の減塩志向の高まりにより、生に近い干物がマーケットの主流になってしまっていたことによる。日干しにより堅く塩味の強い見てくれの悪い干物は
敬遠されていったようです。干物の分野でもやはりみてくれ重視ですか!
干物がめったに見られなくなってしまったようです。
それでも農園主はへこたれず、さらに探し続け、私の思いとはやや異なるが、以前から知っていた(実は、むかし野菜の仲間の一人の知り合い)高橋水産(丸丁)に行き着いた。それが写真の商品です。・・詳細は追ってお知らせいたします。
「鮮魚が干し物になった」ような商品です。そのため、ここのは、炙ってではなく、調理して頂く、と言った商品です。
今後は、干物に限らず、さらに探し続けます。
(今週の野菜)
小松菜・味美菜; この圃場では、やや 黒大豆; 黒大豆も次の段階に入りつつ
虫害が落ち着いてきているようです。 あり、枝豆からビーンズに移ってきまし
園では貴重な葉物です。 た。湯がいて実を取り出し、サラダ・
スープの具材などに使えます。
豆ごはんも美味しいですね。
紫大根; これも虫害に晒され、早めの 柿; かなり熟れてきました。
出荷となったものです。
摩り下ろしてめんつゆに入れるのも
美味しいです。(そば・温素麺・うどんなど)
成長不足の大根
二番の畑(最高ランク)
にしては、美味しさは
今一です。
柔らかくサラダにでも。
みそ汁の具材では
最高です。
葉は特に美味しい。
湯がいて、炒めて
(かつお・ちりめんなどと)
九条ネギ
これもまだ早いのですもう少し畑にいて
ほしかったのですが・・
味香りのバランスが良く、葉先まで食べれます。美味しいです。
何にでも合います。
(その他野菜)
南瓜・トマトソース・里芋・筍芋・さつまいも・ピーマン・トウガラシ系・パプリカなどが入ります。