29.10.30(月曜日)晴れ、最高温度19度、最低温度13度
急ぴっちで畑作りを行っている風景
ようやく三回目の台風が過ぎて晴れ間が戻った農園。ついでに寒さも連れてきたようだ。雨の合間を縫って畑作り・種蒔き・植え込みを行っていたが、降り続く雨と、
集中豪雨の連続には、野菜も雨に叩きつけられたり、埋まってしまったり、流れたり、
害虫の異常発生により、葉っぱが食い尽くされ、最後は溶けていく。
長い間、ここで農業を行っているが、こんな秋は始めてです。
皆様には大変申し訳ないのですが、野菜が尽きかけております。
秋野菜の回復は12月に入ってからになると思います。
そのため、漬物などの加工品で繋いでおりますが、何時尽きるかもしれません。
現在の処、南瓜・里芋・さつまいも・筍芋などの根菜と柿は何とか確保しております。
特に痛いのは、葉物野菜や蕪大根などのアブラナ科の野菜が育たないことです。
現在は、アブラナ科の野菜は育ったとしてもこんな状況です。
これでも良いほうです。
これは、土壌から水分がいつまでも抜けず、根が呼吸困難になって、日照不足がそれに追い打ちをかけている、おまけに虫の大量発生があるなど、そんな状況です。
これも自然の営みであり、致し方ないのですが、心が痛むのは、待って頂いている
また、高い送料をかけて取り続けて頂いておられるお客様に申し訳ないことです。
運送会社の人手不足により、佐川及びヤマトも送料の値上げを言ってきております。
何とか凌いでいこうと努力しております。
そんな中、大分の豊穣な海から採れる海産物をお届けできたらと考えており、現在、
本物の(無添加・天日干し・自然塩)干物等を探しております。
県・銀行などの協力を得て何カ所か心当たりがあります。
その前に、皆様に海産物の混載発送についてのお尋ね(インタビュー方式)のお手紙をお出ししております。早急にご回答を願います。
早々に良質で美味しい海産物製造者と話し合いに入りたいと考えております。
唐突なお話とは思いますが、農園主は以前から地域の優良な産物生産者が手を
繋いでいければ、と考えておりました。
偶々、送料の値上げ、お客様の増加、度々起こる天候不順により、その時期が早く来たように思えます。
どうか忌憚の無いご意見をお聞かせください。
仲間を裏切ることはできませんし、無理を押してまで、海産物をお取りになられなくともよろしいですよ。喜んで頂くことが私たちの心からの願いです。
(今週の野菜)
黒大豆の枝豆; 小松菜・味美菜; 圃場が変わりました。
ほんのりと色づき始めました。 やや虫食いの痕が少ないようです。
量が無いので、ニラと併用です。
柿
今年はどうしてこんなに多いんだ?と聞くと
生産者曰く、
今年は表年なんだ!
来年はこの1/3になる
申し訳ないが、皆様に
お配りしてくれないか
と、申し訳なさそうに
おっしゃる。
とは言っても後、一週間ほどで終わります。
それでも次第に甘さが増してきております。生産者に代わりまして、誠に申し訳ありません。
里芋;水田と異なり畑の産。 蕪セット;無理やり送り出します。
水っぽくなくほくほくとしている。 と言うのも、葉っぱは無くなり、このまま
但、虫食いが多いのです。 置いていても成長はしない。
味はまあまあです。申し訳ありません。
皮が固い場合は、剥いてください。
(多くはこの時季特有の線虫のせいです)
紫蘇の実。
今回は醤油漬けです
昔ながらの農家の
珍味です。
畑のキャビアですね。
手がかかっております
先ずは全員で紫蘇の枝から実を外します。
お湯で灰汁抜き
とうがらしの葉っぱ
を採り、一緒に漬ける
柚子の味噌漬けを加え、青唐辛子を加え、風味付けします。
約一か月以上寝かして完成です。
豆腐にトッピング・御飯のお供は奪い合いになります。口の中でぷちぷちとはじける
感触がたまらん!そうです。
(その他野菜)
南瓜・かぼす・さつまいも・味噌・玉葱・パプリカ・じゃがいも・ピーマン・トウガラシ系などが入ります。
少ないですね。申し訳ありません。