今週の野菜

29.10.16(月曜日)雨、最高温度20度、最低温度18度

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 天の底が抜けたのか、曇天小雨、驟雨、曇天小雨、そして秋雨と太陽が顔を見せない日々が続いている。
秋野菜は完全な日照不足で、みな、元気が無い。虫は大量に発生し、アブラナ科
葉野菜・蕪・大根類を食い荒らす。そのため、成長がほぼ止まった状態。
写真の柿も甘さが乗らず困っております。皆様には誠に申し訳ない。

農園スタッフも早く大根が食べたい!と言っております。
こうなると、アブラナ科の野菜達は、大人になる前にほぼ葉っぱが無くなってしまい、
虫が先か、人間が先に食べるか、未成熟前に出荷するしか無いようです。

 現在、定期購入のお客様(仲間達)の人数が500名に迫ろうとしております。
ほぼ全国に広がってきております。これも皆様のおかげです。
但、野菜の生産量はスタッフ全員頑張ってはおりますが、気候の不順も進んでおり
そんなに目立っては増えません。

 そんな中、東京のある取引先であるマルシェの担当者の一人が会社の方針に合わず、悩んでおります。価値ある本物の野菜を扱いたいともがいており、農業生産者の立場からいくと実にもったいないと思うわけです。
有為な若者を支援したいと考えており、東京のマルシェへの出店とリヤカー販売ならず、軽トラック販売を示唆しております。
全国的に見て、大型ショップが増える一方、近在のスーパーは消えていっております。足を持たない方々は、都市空間では、買い物難民となっているようです。
その方々にとって、健康的で健全な食の提供(軽トラック販売)は、きっと助かることでしょう。

現在、大分県の振興局及びブランド推進課などと折衝を始めております。
大分県の野や山や海の産物の中でも、素朴で、素材感溢れた健全で美味しい産物をピックアップして、場合によっては商品開発の手助けも行い、彼らに大分の産物として提供できないか、さらには、むかし野菜のお客様にも、と言った欲張ったものです。どうなりますでしょうか・・・忙しくなることだけは確かです。

→その経過は随時ご報告致します。

(今週の野菜)

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筍芋(別称、京芋)

元来が南国の産物です。
里芋と同じように見えますが、味は淡泊で、
粘りけも少なく、あっさりとしています。
皮をむいて、櫛形にカット。
素揚げがもっとも美味しいと思います。


食べ方;フライパンに油をやや多めに入れ焼くように炒める。味は塩胡椒のみ。
     椀物の具材、筑前煮などの煮物、味噌汁の具材、おでんもよいですね。

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露地ニラ;甘みもあり、和風だしの煮浸し 四角豆;アフリカ原産。素揚げが美味しい
       炒め物・餃子の具材

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中蕪セット; 葉っぱが食べられております。 パプリカ各種
        皮が固い場合は薄く削いで
スープ煮込み、チンしてサラダ風に、
葉っぱこの時季貴重な葉物野菜です。

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黒大豆の枝豆

草木堆肥歴三年未満の後藤農園の産。

少量の配送となりましたが、味は濃く、美味しいですよ。
中秋の代表的な味覚です。

今年は黒大豆は
不作でした。


(その他野菜)

玉葱・南瓜・ピーマン・トウガラシ系・小松菜・一本葱・サラダセット・麦ご飯セット
さつまいも・じゃがいも・茄子・柿などが入ります。