28.6.27(月曜日)終日雨、最高温度26度、最低温度17度
青紫蘇がようやく育ち始めました。
今日も雨、明日も豪雨、明後日は時雨状態、と、このところ、連日雨が続いており、
6月に入って、雨の降らない日は二三日しかない長雨が続いております。
圃場は雨を重く含み、あちらこちらに水溜りが出来て、大雨が降ると、一気に川になってしまいます。夏野菜の根腐れが心配になってきました。
空気が入らないからです。
露地栽培ですから、春野菜、特に葉物野菜は生気がなくなり、湿気で腐り始めております。それに大量に発生する虫達がつき葉っぱや新芽を食い荒らし、溶けるように命を失っていきます。自然の過酷さですね。
露紙栽培・草木堆肥による低窒素栽培では、幼少期の野菜は伸びしろがあり、そのような状態でも何とか命を繋いでくれますが、完熟野菜に近づくと、呼吸困難に陥り、
一気に溶け始める。
今年は、幼少期(育ち盛り)の野菜までもが、太陽の光がなく、水浸しの田んぼの状態の圃場で、命を繋ぐのが精いっぱいとなり、生きているのがやっとという状態になっております。
頼みのズッキーニやいんげん豆などの初夏野菜も終わりに近づき、農園主としては次第に心細くなってきております。
残す頼みの綱は、胡瓜・茄子やトマト・ピーマン系などの夏野菜達ですが、水を好む胡瓜・茄子でも流石におぼれそうです。
トマトとピーマン系は高所の圃場に植えているのですが、ややげんなりと言った感じでしょうか。
九州の梅雨は未だ半ばにあり、これから7月にかけては集中豪雨の危険に晒されます。
そんな訳で、出荷野菜は今後一時的に減ってきます。人参なども腐れが多く発生しております。
(今週の野菜)
パープルアスパラ
(田中さんの圃場から)
農園主が危機感を抱いていたら、ようやくアスパラが少し復活したとの嬉しい連絡。
この紫アスパラは実に
気難しい種類で、
収量も少ないそうです
病気の発生や成長不良が出ており、出荷量が減っているとのこと。
そこで、落ち葉の大量投下を忠言致しました。
特定の病原性ウィルスが大量に発生するのを防ぐには、逆に不特定多数の微生物や放線菌を圃場に放つのが一番効果が出ます。自然循環(浄化機能)ができる土に戻してやることです。
※、パープルアスパラは生食が向いており、マリネなどの酢漬けやさっと湯通しして
食べるほうが色が落ちずに、美味しく頂けます。(焼き野菜も良い)
ピーマンなど夏野菜
果肉が分厚く、ジューシーです。
焼く・炒めるなどが美味しい野菜です。
きっと子供さんもファンになってくれると農園主は信じております。
人参
色がきれいです。
一部が腐り始めておりますので、しっかりと確認はしておりますが、
もし見落とした場合は
ご連絡ください。
(蕪キャベツ)
皮を薄く剥いて
調理する。
1センチ厚に切って
炒める・焼く・蒸す・チン
などで食べてください
サラダ的・パスタなどにも向きます。
丘ひじき
さっと湯がいて
お浸しに、ポン酢
などで食べてください
しゃきしゃき感が爽快です。
癖がなく子供さんも
おそらくは好きになってくれると思います。
瑞英トマト フルーツトマト
酸味と香、そして旨みが特徴 味が濃く、甘味と酸味のバランスが良い
(その他野菜)
ニラ・小松菜・味美菜・じゃがいも・赤玉葱・胡瓜・薬味セット(小葱・紫蘇)
サラダセットなどが入ります。