28.5.16(月曜日)強雨、最高温度25度、最低温度16度
みんなで山登り(久住登山)
昨日、農園ファミリー、大人6人、子供4人で久住山縦走を行った。
熊本からの研修生「コータ」は初めて参加し、4歳の女の子「サーヤ」は事実上初めての山登り。前回はずっと背負子におぶわれての山登りとなり、今回はそのリベンジ
で、根性を試される。農園スタッフみんなの関心事。どうなることやら!
この記録は農園日誌にて報告。それぞれに小さな小さなドラマがある。
今週は、今まで3週間ほど、メインとなる野菜に乏しく、皆様にはご迷惑をおかけしましたので、ようやく実った(?)空豆とまだまだ小さくもったいないのですが、わずかながらの人参をお送りいたします。
私たちもまだ食べていないのですが、(食べるほどできていませんので)実に美味しそうです。その両者ともプラチナ級の土である二番の畑の産です。
お試しセットのお申し込みがやや増えております。特に皆様からのご紹介による方も多く、真にありがたいことで感謝いたしております。
その中では、今までこのような農園直取引をなされたこともない方も多くおられます。
そこで、少しだけお伝えしておいたほうが良いと思うことをお知らせしておきます。
多くの消費者の方々は、近くのスーパーや有機野菜販売専門店などで野菜をご購入のことと思います。農園直取引と異なることがあります。
○スーパーなどでは、好きな時、好きな野菜を、好きなだけ、購入することが
一般的です。大手有機野菜通販も同じです。
①農園直取引の場合は、それは難しく、250余名の定期購入の方々に個別にオー
ダーをお伺いすることは事実上できません。
②お送りする野菜は年間百種類以上の野菜を各季節に端境期も無く(工夫しております)10数アイテム送り続けております。勿論、年間・季節毎に葉野菜・茎物・根菜
・根物・実物などをバランスよくお届けする工夫はしておりますが、今までに農園主の計画通りに育ったことは数少ないのです。
露地栽培ですので、出荷野菜のアイテムや量は天候と野菜の生理により決します。
つまり、決定権は農園主にもお客様にも無いのです。
③野菜以外の加工品(味噌・漬物・穀類・これからでてくる粉類及びその加工品など)
も必ず訪れる端境期に対応すべくお送りしております。
その加工品は農家のもったいない精神が生きており、余剰や半端野菜などが出て
きた場合、むかしからの農家の知恵で加工品にします。
その農家の手作りの加工品は栄養価に富み、無添加で、乳酸発酵菌が活きてお
り、農家の健康を守ってきたものです。
つまりは、農園のお客様(仲間たちと呼んでおります)へのおすそ分けのようなもの
だとお考えいただければ嬉しいです。
何しろ、これらの野菜・加工品を食されておられるのは、全国でわずか250余軒の
ご家族しかおられませんので、野菜を共有する仲間達となるわけです。
最後に、このむかし野菜は堆肥の原料調達から初めて、大型機械など使わず、ノンケミカルな生産方法を手作業で行っており、労力と手間と汗の結果、育った野菜達です。
そして、不遜なことを申し上げているかもしれませんが、なるべく安く皆様に切らさずにお届けし、この野菜を食べていただく仲間達の健康を守っているとの自負心が
あるからこそ、頑張れていると思っております。
そのため、安定した野菜のお届けには、様々な工夫と苦労があります。
農園を引き継ぐべき若者達、スタッフ一同の気持ちを代弁させていただきました。
どうか今後とも時にはおかしな野菜も混じるかもしれませんが、農園の仲間として
どうかあたたかなご支援をお願いいたします。
定期購入頂いている農園の仲間達へ、
スタッフ一同より、
(今週の野菜)
今年はどうやら豆全般が不作のようで小さい
食べ方、
殻ごとコンロにかけて
焼く。実だけ取り出して
塩のみで食べる。
殻から外し、塩ゆで。
その際、小さく鬼皮に
切れ込みを入れる。
そのままでもよいが、パスタなどに使う。
紫大根(味一番)
摩り下ろして薬味に
そばつゆに入れると
専門店のそばよりは
美味しくなる。
焼き野菜・炒め野菜
酢の物などに、
今春、最後になるかも
しれません。
摘み取り春菊
花芽が出始めました。
お浸し・汁物・すき焼き
てんぷら・鍋などに、
あるレストランは
ミキサーに入れ、
ジェノベーゼ風にした
そうです。
このような香味野菜は
油とも相性が良く、
炒めてパスタの具材
でも、
人参
やや幼いですが、
葉っぱはこの時季の
ほうが柔らかい。
軸を外して、
お浸し・天ぷら(玉葱などとかき揚げ)にお使いください。
根はサラダなどで生食
の方がが多いです。
カレーの煮込みなんて
そんなもったいない、と
言われる方が多い。
(その他野菜)
玉葱・にんにく・味美菜・春大根・赤蕪・スナップえんどう・実えんどう・青梗菜
漬物(甘酢)・サラダセット
春の端境期に入っており、アイテムが少なくて申し訳ありません。
それでも懸命に繋いでおります。初夏野菜が育つまで、
来週はコールラビ(蕪キャベツ)が入ります。