今週の野菜

28.3.21(月曜日)晴れ、最高温度14度、最低温度5度

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                      里山に春が来た

里山では、梅や杏子・モクレン・桃の花が満開となっている。
山際はやや寒いため、一斉に満開を迎えたようだ。
昨日、むかし野菜の邑の社長を務めて頂いている平野さんの梨園に出かけた際に
余りにもきれいなため、シャッターを切る。
佐藤自然農園ではようやく後継者の育成に目途が立ち、次には70歳半ばを迎えている平野さん(梨園・自然農のお米生産者)の農園の後継作りとどのように引き継ぐべき後継者を育て、若い担い手達と手を結ぶべきかの話し合いを行った。

由布市庄内地区は梨の産地であり、いずこも後継者はおらず、その息子・娘は跡を継ぐ気がない。他人に売買などで譲渡することも難しく(高額になり買い取っても採算に乗らないのが現状)必然的に荒野と化していくことになる。
平野農園では、梨園の継続と兼ねて、水耕作と養鶏(平飼い)を同時並行して行うことでその現状を打開していこうと考えており、その提案を行う。

豊かな里山も残しながら、新たの農産事業ができれば良いのだが・・・

農園はこれから、蕪類・葉野菜中心の野菜出荷がしばらく続き、四月中旬頃から
玉葱・キャベツ・ブロッコリーが主力となり、後半からは、絹さやえんどう、スナップエンドウ、実エンドウ、空豆と続き、五月中旬頃からインゲン豆へと繋がっていく。
その後、ミニ端境期が来て、胡瓜・ズッキーニ、トマト・ピーマン系・茄子などの夏野菜へと移っていく。

(今週の野菜)

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越冬大根

この時季露地栽培では大根はないのだが、
当農園では、10月
下旬頃種を蒔き
織布を掛けて越冬させた大根が育つ。

今年は寒かったのか
育ちが悪く、小さい。
それでも寒にあたっているため,味は良い。


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サラダ蕪、若しくは
中蕪。
サラダ蕪は煮込みには
向かず、生食・焼く・炒めるようにしてください

中蕪は煮込みも可能です。
総じて薄めにスライスして、甘酢漬けが美味しく、常備菜として
食べてください。



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本体は莟立を始めており、最後の出荷に
近づいております。

さっと湯がいて置き、
スープ・炒め・サラダ
などにお使いください

最初から煮込まない
でください。カンラン
臭さが出てしまいます。


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わけぎ

今が旬です。白根の
部位が美味しいですね
これから、断続的に
出荷します。

酢味噌和え(添えに
ちくわ・タコ・貝)
が一番美味しいですが
チヂミも美味しいです。
それ以外には思いつかなくてすみません。


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九条葱

深い草に覆われています。
ねぎぼうずが付く気配がしてきました。
内部には甘味旨味が
閉じ込められており
表面はやや硬いかもしれませんので、火は
やや長めにお使いください。



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時間差を付けて植え込んではいますが、
全てが一斉に蕾を
持ち始め、農園は
ブロッコリー(二番果)
が満開です。

子供さんが良く食べるとのこと。思い切って
卵とじなどにもお使いください。


(その他野菜)

セロリ・小松菜・味美菜・青梗菜・ほうれん草・サラダセット・椎茸などが入ります。

来週は葉にんにくが入ります。ややしばらくは同じようなメニューが続き、また、赤色の野菜(蕪類)が欠けており、彩が悪く申し訳ありません。
もうしばらくお待ちください。