28.3.7(月曜日)晴れ、最高温度20度、最低温度12度
球根がしっかりと育ったわけぎ(五番の畑)
今日などは20度を超える4月並みの温度となり、三寒四温の時季となる。
春野菜はこの温度変化に付いていけず、小さいのにも関わらず、花芽を付けているものまで出始めた。
と言うわけで、根菜の成長はもう少しですが、葉野菜を中心として初春の大きな
端境期はようやく脱したようです。冷や冷やものでした。
一二週間は、葉野菜(ほうれん草・小松菜・青梗菜・味美菜・ツァーサイ等)が
2~3種類の出荷となります。
大根・蕪・人参などの根菜は、徐々に出荷可能になっていきます。
この時季は、お試し販売の継続率が急激に下がります。これも例年通りなのですが・・
露地栽培の場合、野菜は厳しい寒さに当たり、耐えて耐えて育ちます。そのため、
霜焼けによる傷みも多く、ハウスものと比較して傷だらけ・成長不足となり、
いびつに育つのもこの時季です。
初回からこんな野菜を送られたお客様の驚きは十分に想像できます。
その度に思うのですが、永年むかし野菜を愛しんで頂いているお客様の辛抱強さに、あるいは、労わりに感謝する時季でもあります。価値観を共有する仲間なのだなとも思います。
改めてありがとうございます・・・
二股に分かれた間に
かわいらしいものが
附いております。
次女に三人目の子供ができました。
三番目もまた女の子
でした。
男親はどうしても一人くらいは男の子を期待していたのですが、
その悲哀を慰めてくれたのでしょうか。
今出荷している人参は、越冬した人参です。成長が遅く小さいですが、味は抜群です
急成長した野菜ほど、味は薄く、旨味も少なくなります。これも来週で終わります。
今出荷している牛蒡もそうですが、地中では二股三股どころではなく、根が暴れまわって伸びております。ここは砂地ではないこともその要因ですが、土中に窒素分が多ければ、根は分岐せず、真っすぐに育ちます。
窒素を求めて根を(ひげ根も)張り巡らせることもないのですが・・・低窒素栽培では、これが当たり前なのです。
(今週の野菜)
わけぎ(千本人=ちもと)
厳しい寒さに耐えて
育ったわけぎ。
甘味と旨味を兼ね備えた最も美味しい時季
になります。
今回は切り取りではなく、全草をお送りします
※食べ方
熱湯で湯がくのですが、先ずは根元から入れ、箸でかき混ぜているうちに、一分くらい経ちます。それで丁度よいくらいです。くれぐれも湯がき過ぎないように・・
それをくるっと丸めて、酢味噌(大匙一杯の味噌と同量の砂糖と若干の酢)和えで
頂きます。添えはたこが合います。
刻んでチヂミにしても美味しいです。(ポン酢とコチジャン)
サラダセット
水菜・小松菜・赤ほうれん草などをベースにして辛し系野菜を合わせております。
春の農園定番のサラダです。
ようやく成長を始めましたので、これからは途切れることなく入ります
お待たせしました。
レタス系
サニー・サンチュ
コスレタス・半結球
レタス・玉レタス
などのいずれかが
入ります。
サラダセットと一緒に
食べてください。
茎が茶色く変色しているのは、寒に当たった
ためです。なんの問題もありません。
ほうれん草
毎週の方は露地栽培
のもの、
隔週の方は一度
ハウス栽培のものを
食してみてください。
味が異なるのがお分かりいただけるでしょうか?
八朔
約一か月間囲っていたものです。
二宮(県会議員)さん
の産です。
やや酸味が残りますが
まずまずの美味しさでした。
牛蒡
9月に種を蒔き
越冬し、葉は枯れて
しまいました。
約6か月以上、土の中で眠っておりました。
そのため、表面は
ひび割れ、中は一部
空洞になっております。
柔らかく、味は良い。
(その他野菜)
ブロッコリー・キャベツ・白菜・生椎茸・人参・餅・黄な粉・味美菜・さつまいも
・ジャガイモなどです。
来週、ツァーサイ・蕪、若しくは、葉ニンニクがはいります。