今週の野菜

27.8.31(月曜日)雨、最高温度29度、最低温度24度

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                   黒大豆の畝(5番の畑)

台風15号により、倒れていた黒大豆。やや持ち直してきているが、傾いたままで
踏ん張っている。黒大豆は小さな薄紫色の花がびっしりと付いている。
ちなみに白大豆は白い花です。
順調に行ったら、花が咲いてから約一ヶ月(10月の初旬)で枝豆の出荷ができる。
秋の味覚の人気アイテムだけに、今年は頑張って例年の1.5倍の種を蒔いた。
そのせいか、秋野菜用の畝が空かなくて困っている。
これもこの時季のいつもの悩み。
野菜のほうはこれも例年通り、初夏野菜の胡瓜・ズッキーニ・いんげんなどが終わり夏野菜一色となり、ピーマン・茄子・とうがらし系はふんだんにあるが、アイテム数
が少なく、ほぼ一ヶ月間同じ野菜が続くことになる。
230余名の仲間達の「飽いた!」という顔が目に浮かぶ。何とかしなくちゃ!とやや早いが、金時生姜、若しくは筍芋に触手が伸びそうになる
農園主の悩みは尽きない。

これも秋の味覚であるカボスは今日入るが、南瓜は現在甘みを載せるために囲っている最中。栗は台風15号によりそのほとんどが未成熟のまま、風で吹き飛ばされている。里芋やさつまいもは如何に涼しくなったとしても9月中旬頃になる。

やはり皆様方には我慢してもらうしかない。よろしくお願い致します。

最近の問い合わせで、やはりと言えばやはりですが、「完全に無農薬ですよね?」
「肥料は使っていないですよね?」・「人参・キャベツはありますか?」などの質問が寄せられる。
そこで、このように答える。農業現場では、完全無農薬などの野菜はありませんし、
肥料は使ってはいませんが、草木堆肥は使っております。季節に合った野菜しか露地栽培ではできませんし、特定の野菜を指定されても農園としては応じることはできません。と・・・・・・
最もこの時季、当農園では農薬を使わねばならないほどの状況にはならない。
最近の農園日誌を是非お読みくださいとは付け加えるが、その後、その方達からの音沙汰は今のところ無い。

自然農の神がかり的な「無肥料だから虫が居ない」「だから農薬は使用しない」とか、「有機だから勿論、無農薬です」などと歯の浮いたような回答をするつもりは
無い。
もっと消費者も現実の自然の営みとその厳しさを勉強してもらわないといけない。
このような最近の風潮が益々矛盾を膨らませてしまい、本音と建前を使い分けざるを得ないことになる。(お客様)仲間達の健康を気遣わねばならない農業生産者としては、実に寂しいことですね。如何に美味しく安全で栄養価の高い野菜を作ろうとして努力している農人も居ます。皆様は如何お考えでしょうか・・・・

(今週の野菜)

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ピーマン

肉厚ジューシー
旨みがあるため、苦味を感じない。子供さんの大好きなピーマンです。

当農園では夏の主役です。
様々な工夫をして召し上がってください。



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湯がいてお浸し
刻んでみんち肉と一緒に合わせて、詰め物料理に、
お好み焼きの具材に、

ややぬめりのある素材です
から、加工すると、違った
美味しさが引き出せます。



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夏かぼす

この時季のものは香りと
酸の両方が楽しめます。

皮を摩り下ろして利用する。
和風レモンですからレモンの
代用にも使える。
焼き魚・肉料理に。
そば・ソーメンなどの汁に入れ
青とうがらしと合わせて食べるとさらに美味しさが引き立つ


佃煮・フライ・煮(焼き)浸し
炒め料理に。
焼き野菜としてかぼす醤油
で食べる。

癖が無く、
シンプルな料理にも適す。




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パプリカ

料理の彩りに、
サラダに、

当家ではピーマンや赤玉葱などを細切りにして
トーストに挟んで食べる
(生ハムやカマンベールチーズと一緒に)




ニラ・バジル・シソと青とうがらし・蔓紫・ごぼう・トマトソース・漬物・じゃがいも・
茄子・加茂茄子・万願寺とうがらし・赤玉葱などが入ります。

来週は金時生姜、若しくは筍芋が入ります。