今週の野菜

27.6.8(月曜日)雨、 最高温度22度、最低温度16度

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                  ズッキーニの畑(二番)

いよいよ本格的な梅雨に入ってしまいました。
今週も今日、早朝から、しとしと降る雨の収穫日となり、合羽着用の一日となった。
雨が続く梅雨は、農作業、特に土作り・畝立てができず、雨が一休みする間隙を縫っての作業となり、辛い時季となる。

それでも日本の気候はよくできており、大陸性高気圧から太平洋高気圧に移り変わるこの時季、梅雨前線が日本列島(特に九州)に停滞し、かっと熱い太陽が顔を出す前の1ヵ月半ほどの間に夏野菜達にとっては、急速に成長するチャンスとなる。
但し、降り過ぎると、あるいは、集中豪雨が続くとさしもの夏野菜達も根が呼吸できず枯死してしまうリスクもある。
成長のチャンスは同時に生命への脅威でもあるわけです。
それらのチャンスと苦難を乗り越えた夏野菜達が大きく成長し、皆様方に美味しい夏の実りをもたらせてくれることを願っている。

(今週の野菜)

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ビーツ

今年のビーツは状態が
極めて良い。
待ちに待った出荷です。
初夏にしかうまくは育たないようです。
あまり市販されていませんので、その料理は?と。

ボルシチ・シチューが先ずはお勧めです。


※ビーツの煮込みスープ
ビーツはサイコロ状にカット。ビーツの茎も煮込み材料とする。
じゃがいも・小玉葱・人参は大きめにカット。
青味はズッキーニ・インゲン豆・キャベツ・白菜などもやや大きめにカットする。

豚・牛(鶏肉でも可)と一緒に・ビーツ・じゃがいも・玉葱・人参を油で炒めた後、
洋風出汁で、最初は中火・やがて弱火でことことと、煮込みながら、丹念に、灰汁を取る。塩胡椒はお好みで。
充分に煮込んだら、青味野菜を加えて、火が通ると出来上がり。

ポトフとは、具材は取り出し、日本のおでんと同じように辛しで食べる。
汁はスープとして頂く。これが実はポトフなのですね。
基本は基本として皆様の工夫で美味しい煮込み料理を作ってください。

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じゃがいも(メークィン)
粒子が細かく煮崩れし難い

満を期しての出荷です。
新じゃがですので、
皮は剥かなくても良い位。

夏は、北あかり・アンデス
男爵を作っております。



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小玉葱

なにも小さな玉葱を狙って
作ったわけではありません。

低窒素栽培の場合は
大小かなりなバラツキが
おこり、結果としてこんな
小さなものができたのです。
半割りかそのままで
お使いください。



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人参(赤と黄)

この時季は童話の世界に
でてくるキャロットそのまま
三角形の人参ができます。

葉っぱは刻んで少し炒めて生の玉葱などと一緒に、
ビネガーや酢と合わせると
さわやかな一品にも
なります。(しらすもOK)



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ズッキーニ

今年はかなり作付けを
増やしたのですが、
今の処、収量は少ない。
何とか一日約50名のお客
様に一本づつしか届けられ
ない。
繊維は縦に入っており、
輪切りにすると柔らかく
縦切りにすると食感が
残る。


今週は煮込みスープ料理の詰め合わせとなりました。お楽しみください。

他には、青梗菜・小松菜・いんげん豆・胡瓜・大根・サラダセット・レタスセット・
キャベツ・春白菜・ほうれん草などが入ります。

来週は赤玉葱・ニラなどが入ります。