今週の野菜ー初夏野菜の季節

26.6.16(月曜日)晴れ時折曇り、最高温度28度、最低温度18度
 
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               旺盛に育つズッキーニの畑(二番)
 
畑は本格的な夏を前にして、天候不順な梅雨の季節を迎えている。
時折指す太陽は、夏の到来を予感させる暑さを感じさせる。
丁度この時季に育つ初夏野菜は胡瓜・ズッキーニ・インゲン豆、枝豆はもう少し後
7月頃になる。すでに豆は付いている。
こうなると、虫が繁殖し始め、葉野菜を食い荒らすし、じめっとした暑さで、葉野菜
の生育が難しい環境になってきた。
葉物野菜は、夏の太陽から身を守ろうとして、葉・茎が固くなっていく。これも野菜の
防御本能である。キャベツ・赤キャベツ・トレビスなどは、ぐっと巻き込んで暑さには
やや耐える力を持つため、もう少しは持つ。
二三週間ほどすると、春野菜が完全に畑から姿を消し、ちょっとしたミニ端境期を
迎え、夏の暑い紫外線から身を守るため、表皮を厚い皮でコーティングした夏野菜
達、ピーマン系・トマト・茄子などの季節が訪れることになる。
 
畑では、その夏野菜の準備、支柱立て、紐掛け、剪定、誘引作業などが忙しい。
余り雨の多くない梅雨がありがたい。7月頃になると、本格的な夏野菜の時季を迎えるが、その頃、日本では梅雨の集中豪雨の季節になる。
 
毎年繰り返す季節の移ろいが畑では直に感じられるが、同じ夏はなく、微妙に変化し、そのため、毎年同じやり方が通用しない。何年やっても、野菜作りは難しい。
今年は穏やかな梅雨、そして夏を迎えたいものです。
 
(今週の野菜)
 
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ズッキーニ(二番の畑)
ブラック系と黄色系があるが、味はやはりブラック系
が優れている。
 
ズッキーニは味がないと
思っていたら、流石草木
堆肥の威力か、繊細な
味がする。
ズッキーニは元来味が
薄く、そのため何にでも
染められるという特徴
がある。
 
炒め物・焼き野菜・揚げ物・煮込み野菜などと用途は広い。
 
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赤蕪とサラダ蕪のセット
焼き野菜やサラダ野菜として
お使いください。
 
例年であれば、この時季、
表面には線虫の線状痕が
あるが、今年は少ない。
季節が遅れているのかも
しれない。
サラダ蕪の表皮が固い
場合は、皮を剥いて食して
ください。
おそらく柔らかいはずです。
 
小松菜・半結球レタス・コスレタス・人参・玉葱などが入ります。
 
じゃがいも: 北あかりという品種。じゃがいもの王様。今年初出荷、やや小さい。
 
インゲン豆; 成平と言う品種。インゲンの中では一番美味しい。
         お浸しにして胡麻和えがシンプルに美味しさを伝えてきます。
         てんぷらにしても炒めても抜群の存在感。
 
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サラダセット
 
辛し系・コスレタス・ルッコラ
スイスチャート・トレビス
・水菜のセットメニュー。
 
このサラダセットは数種類の野菜を混ぜてお出ししているので、中々に手間が懸かります。
それでもこの野菜がないと
過ごせないといわれるお客様の声で頑張っております
 
 
にんにく; 我が家では焼きにんにくとして食べております。フライパンで焼いても。
       大きめに刻んでパスタや炒飯にお使いください。
       翌日に匂いが残らず、気にせずに食してください。
 
胡瓜; サラダでも良いのですが、酢漬け(塩胡椒・オリーブ油・酢、お好みで少量の
     醤油)も美味しい。
 
大根の粕漬け; この温度ですから、発酵し始めており、酸味がしますが、ご飯の
           おともには良いかも。
 
(その他野菜)
 
紫大根・大根・赤玉葱・青梗菜などが入ります。
 
来週はビーツ(渦巻き)が入ります。