今週の野菜ー農園再開

26.5.12(月曜日)雨、最高温度22度、最低温度13度
 
イメージ 1
5・6番の畑、レタス系野菜が順調に育っている。一雨くれば、出荷に漕ぎ着ける。
 
今日は終日の雨、10日ぶりの待望の雨の一日となった。天は実に良い仕事をしてくれた。
農園は一部とは言ってもようやく再開が果たせ、久しぶりの出荷作業となり、かなり
手間取った。最も、今日は三組10人の来園があったせいでもあるが・・
 
農園はお休みを頂いていた間に、表題のレタス系野菜も出荷直前まで成長して
くれており、春大根・人参・ごぼうスナップエンドウ・青梗菜・小松菜とアイテムが
揃いつつある。やれやれと胸を撫ぜ下ろす。
 
(今週の野菜)
 
イメージ 2
巻かなかった白菜。
 
この畝の白菜は2月中に種を
蒔き、3月中旬頃に定植した。
そのため、寒に当たり、芯に
花芽を持ってしまったようだ。
 
巻きかかったかに見えた白菜
も見事に開いてきた。
それでも白菜は白菜であり、
味は良い。
 
 
 
 
イメージ 3
サラダ蕪と紅蕪のセット
 
サラダ蕪は終わり旬、
紅蕪は成長不足。
表皮はやや固く、
線虫の遊んだ跡が
残る。
 
ゆっくり火を通せば良いが
サラダ的な焼き野菜の
場合は、表皮を剥いて
からの調理が良いかも!
 
 
 
(むかし野菜の旬)
 
走り旬;姿は最高ではあるが、まだ青臭さが残り、柔らかく味香りが乗っていない。
     市場に出回るものの大半がこの走り旬野菜。
→さっと火を通すだけで良い。サラダ的な食べ方に向く。
 
中旬;味香り共に乗り、歯切れの良い食感が得られる。
→半生でも美味しく、火は強火で余り長く通さない。
 
終わり旬;表面が固くなり、不恰好になるが、旨みは最高に達する。
→少し長めに火を通す。低温でゆっくりと煮込むのも良い。
 
イメージ 4春大根(つくし春)
(中旬野菜)
この品種はずんぐりむっくり
のメタボ体系ではあるが、
味はおそらく大根の中でも
最高位に入るのでは。
 
但し、みてくれが悪く
短いため、市場の評価を
得ず、まったくといって
市場に出回らない。
 
 
 
 
玉葱; 玉は小さいが、味は濃く、火を通すと実に存在感がある。超極早稲品種
 
サラダセット(中旬); 春蒔きの野菜達で、味は乗っています。
 
紫大根(味一番);摩り下ろして薬味に(酸をかけるとピンク色に)焼き野菜に。
   個人的には摩り下ろした紫大根をそばの薬味にして食べるのが好きです。
 
イメージ 5
ぷっくらとして完熟しています
市場では薄くみてくれの良い
えんどうが全てですが、
これはまだ熟しておらず、味がかなり薄い。
太くなると市場性が無くなると
言うのも可笑しな話です。
流通本位に組み立てられた
規格サイズはある意味では
美味しくない代名詞かも・・
さっと湯がいて生食でもサラダでも、パスタでも。
 
イメージ 6
にんにくの芽
 
佐藤雄二農園のもの。
 
この時季の風物詩です。
さっと炒めて。
牛肉料理に合います。
 
ほのかな甘みが食欲を
そそる。
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
青梗菜(終わり旬)
 
 
加熱時間を短くして食感を
楽しむのも良いのですが、
終わり旬の野菜は固くなり
ますので、旨みを内包して
いるこの時季のものは、
とろとろに煮込んでも美味しい
 
炒め物・すき焼き・鍋物
などにも使えます。
 
 
 
ハーブセット; レモンバーム・ミント・タイム・カモミールなど、お湯を注いで
          3~4分ほど、蒸らす。二番茶も美味しいです。
 
来週からは隔週の方も再開します。
人参・えんどう豆・空豆なども出せると思います。晩春の味覚を楽しんでください。