今週の野菜

26.3.3(月曜日)晴れ、最高温度11度、最低温度5度
 
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   莟立ちの季節ー赤蕪に莟がついたー11月に種を蒔いてトンネルを懸けて・・
 
極寒を凌いだのに、春を感じた蕪は、蕪が太る前に子孫を残そうと莟をつけた。
こうなると、もうどうしようもない。
今年も野菜作りには嫌な季節がやってきた。
冬は寒さから守り、成長を促すためにトンネルを懸ける。安定的に寒ければ良いが、2~3月は三寒四温の季節であり、しかも、日照時間は長くなる。
野菜が春を感じるとアブラナ科の野菜は、急に動き出す。苦心して育てた野菜は
ついに大きくなることは無く、菜の花となった。
 
今週出荷するレタス系野菜も四畝のうち、二畝は寒と露にやられ、トンネルの中
で凍結と解凍を繰り返し、その70%が茶色く変色してしまった。
わずかに生き残ったレタス系野菜がその半分以上を除去して(傷みを除去)
出荷しておりますので、満足のいく状態ではありません。
但し、食感はよく、味はかなりなものです。
 
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これは傷みも少なく
生き残った畝のレタス系
野菜です。
 
これからトンネルを剥ぐり
寒に晒して絞めます。
葉肉も厚くなり、美味しく
なります。
 
おそらく三週間後には
出荷時季を迎えると
思います。
 
 
 
(今週の野菜)
 
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サラダ蕪
今週はサラダや焼き野菜
に使うサラダ蕪です。
先週は煮込みに使える
中蕪でしたが、蕪が二種類
ありますので、ご注意下さい。
 
サラダ蕪は生食・焼き・炒め
などに適しており、煮込むと
変な味がします。
マヨネーズとの相性は良い。
我が家は主に炒め野菜と
して使います。
 
大根; 小さいですが、味は濃く、煮込むととろとろに美味しい。
 
聖護院大根; 成長が遅れ、中心部が空洞になっているかもしれません。
         煮込み料理に最適です。
 
芽キャベツ; 大小があります。炒め野菜が最適です。煮込む場合は、さっと
         湯がいておき、スープが煮詰まったら、火を止める直前に投入。
         そのまま煮込むとカンラン臭さが出てしまいます。
 
イメージ 4青梗菜
 
この畝の分もやや莟を
内包しております。
 
草木堆肥で育った野菜は
莟立ちしたばかりの野菜が
実は一番旨いのです。
 
子孫を残そうと野菜達も
一生懸命にその先端部に
旨みや栄養素を集中させ
ます。
 
 
味美菜; 青梗菜と小松菜の合いの子です。癖が無くどんな料理にも使えます
      但し、私はどっちつかずの味香りであまり特徴を感じないので、
      使い辛いですが・・・
 
椎茸; 今が最盛期になっております。毎週の方は来週はお休みです。
 
漬物; 大根の甘酢漬け
 
八朔; かねてから話があったのですが、由布市の二宮議員さんの畑で採れた
     もの。囲っていたら、やや表面が萎えてきましたが、酸味が薄く子供さん
     には好評でした。
 
イメージ 5レタス系
 
サニーレタス・半結球
サンチュなどの混成です。
 
良い処だけ整理して
出荷しましたので、
つぎはぎだらけですみ
ません。
 
越冬野菜ですので
味は濃く、歯切れは良い
 
 
 
サラダセット; 今回増量です。
 
(その他野菜)
 
ツァーサイ・九条葱・白菜
 
 
二番果です。
 
芯を出荷した後に
採れる脇芽ですが、
茎の部位が美味しく
ある意味ではここが
一番美味しい。
 
栄養価が一杯です。
 
 
 
 
来週は山芋、できればコールラビ(蕪キャベツ)を出荷致します。