25.6.3(月曜日)曇り後晴、最高温度27度、最低温度16度
農園の納屋の天井は保存用の玉葱で覆い尽くされた
玉葱の整理が終わり、この後、みんなでにんにくを掘り上げ、皮剥き作業。
さらに今週は残りのにんにくと赤玉葱の収穫を行い、やがて納屋の天井裏は
玉葱・にんにく・赤玉葱・わけぎ・エシャロット・島らっきょなどで埋め尽くされる
ことになる。保存は、土から遠い天井裏が風通しもよく、腐り難く、毎年同じ作業
が行われる。(先人達の知恵)
この時、化学肥料や畜糞などの窒素分の多い土で育ったものは実に腐りやすい。
低窒素で大きく育てないことが良いようだ。
昨日久しぶりにほどほどの雨が降った。そのため、水分が切れて大きく育った
キャベツの多くが破球した。中がぱんぱんに太りあがり、そこに大量の雨が降ると
一気に破裂してしまった。恐れていたことが起こり、自然の中で育てることの難しさ
が今更ながらに思い知る。
このような際に、キャベツをうかつに水に漬けたり、ショックを与えると一気に破球
することがしばしば起こる。
農園も次第に春野菜が残り少なくなり、変わりに、にんにく・じゃがいも・いんげん
などが出荷可能となる。ズッキーニや胡瓜も待ち遠しい。順調にいけば初夏野菜
が続いてくることになるのだが・・・
夏野菜までの繋ぎがうまくいくか、やきもきさせられるミニ端境期に突入しそうだ。
(今週の野菜)
韓国のサニーレタスです。
肉料理などに巻いて食べる。
(コチジャンなどを付けて)
葉は柔らかくしゃきしゃき感がある。
これは新たな借り入れ地6番の野菜
そのため、草木堆歴一年未満
(赤ラベルです)
味がやや固く葉脈も薄い。
にんにく
二日前に皮を剥いたもので、果肉
は柔らかい。
当農園のものは、刻んで炒めもの
などの下ごしらえ用ではなく、
そのまま炒めたり、焼いたりして
食べて下さい。翌日に残り香が
匂わない。芋のようにほくほくと
して美味しい。
紫大根
隔週の方は赤蕪です。
メールでこれが届くと、すわ!そば
を買いに走るそうです。
摩り下ろして薬味にすると実に
旨い。
それにレモンなどの酸を加えると
ピンク色に変身する変わり者。
焼き野菜やパスタにも美味しい。
空豆; 豆のへたが黒ずんできています。薄皮が固くなっていますので、
掻き揚げ・素揚げ・湯がいて塩をつけて・薄味で他の野菜と煮込んでも
美味しい。今回は400~500gにてサービスしております。
空豆の甘煮; 中火でことことと煮込んでやや柔らかくなったら、炭酸(ジューソー)
を少量加え、さらに煮る。豆の皮が柔らかくなったら、お湯を切る。
そこに砂糖を加えて、さらに煮る。冷えてから再度煮込むと
中まで甘みが浸透する。(炭酸の量が多すぎないこと)
ほうれん草; 今春、最後になります。
サラダセット; 辛し水菜や水菜をベースに・コスレタスを加えています。
大根; 春大根です。身は柔らかいですが、春は肌理がやや粗い。
キャベツ; 少し破球しているものもあります。柔らかく歯切れがよく、甘み旨みとも
備えて美味しいです。様々な料理に応用してください。
例えば、ベーコンORハムORウィンナーなどと一緒に蒸し煮するといくらでもいける
サラダ蕪; 表面に見える傷は線虫が這った跡です。土消毒をしていない証です。
(その他野菜)
ハーブティセット・水菜・青梗菜・胡瓜・ピーマン・ブロッコリー・大根の甘酢漬けなど
来週は、白菜・じゃがいもなどが追加されます。
ビーツや蕪などを使ったパスタ(関東のミスSさん提供)