今週の野菜

25.4.22(月曜日)晴れ、最高温度13度、最低温度7度
 
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                  夏野菜の植え込み開始
 
すでに初夏野菜、ズッキーニ・瓜・トマトは植え込んだ。途端に寒が襲ってくる。
ひやひやの連続でしたが、どうにか遅霜の被害は受けずに済んでやれやれ。
茄子・ピーマン・万願寺とうがらし・パプリカなどを四番の畑に植え込む。
 
この時季は、冬野菜の撤去と春野菜の種蒔きと夏野菜の苗の植え込みが重なり、
畑が空かないとやきもきさせられる。
周年栽培のため、出荷する野菜は確保しなければいけないは、種蒔きや植え込
みは急がれるはで、野菜不足を悩んでいる暇はない。
但、この時季、アイテム数は減り、葉野菜が主体となります。
 
今週は巻き損ねたキャベツの一部がやや巻き始めており、その出荷と春の二月
に種蒔きしておいた赤蕪などが太りあがり、何とか出荷を迎えられた。
春白菜(巻かない)は食べてみると、口の中でごわごわとし、食感が悪く硬い。
甘みもあり、味は良いのだが、はて!どうしたものか?
今までに無い硬さであり、おそらく寒が強かったせいか?3月中旬のあまりに早い
暖かさによるものか、白菜が自己防衛して、硬くなったのではないかな。
農園スタッフと様々に調理してみてから、出荷か、鋤き込むかを決めることにする。
今年の、と言うより、初体験が余りにも多すぎる最近の気候変動ではある。
 
(今週の野菜)
 
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巻きが甘いキャベツ
 
それでも煮込んだり、炒めると
味は良い。
スタッフ全員で試食してみた。
 
春キャベツは元来巻きが緩く
柔らかいのが普通。
農園のものは、食感に歯ごたえ
がある。
今年のキャベツはスープ料理
に適している。
 
 
 
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右が赤蕪
左が紅蕪
 
そのいずれかが入ります。
 
赤蕪は肉質が柔らかく、甘酢に適す。
 
紅蕪は肉質が硬く、味が濃いため、
スープにも適す。
 
いずれも炒めると美味しさが際立つ。
 
葉はさっと湯がいて、炒め物や
スープの具材にでも・・
 
 
 
玉葱; 今出荷しているものは超極早稲品種。わりと小振りなものになる。
     低窒素栽培の場合、寒い時期に成長するためにそのようになる。
     甘みが強く、柔らかいのも特徴のひとつ。(半)生食が美味しい。
 
以上キャベツ・赤蕪・玉葱・青梗菜と一緒にスープ料理が美味しい。
 
サラダ蕪; 春蒔きのもの。肉質は柔らかく生食が美味しい。フルーティな味。
 
青梗菜・小松菜; 越冬したもの(二月蒔き)
 
レタス系;サニー・半結球・コスレタスなど、
 
(その他野菜)
 
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首大
 
越冬大根です。
 
董立ちせずに成長した貴重品です。
 
本格的な春大根の出荷は5月中旬頃から
 
葉はビタミンCが豊富、捨てずに食べて!
 
肉質は柔らかく、甘みや旨みが強い。
 
辛味は少なくどちらかと言うと甘みが濃い
 
 
 
 
自然薯・ブロッコリー・春菊など、
 
次週はいよいよビーツが入ります。スープにするとショッキングピンクの色合いが
際立つ。その際、同時に、煮込み専用の白蕪も入ります。
又、ようやく芽を出し、少し成長したフレッシュハーブの出荷を検討中です。