25.4.8(月曜日)晴れ、最高温度12度、最低温度3度
空豆の花、黒っぽく見え、昆虫が泊っているように見える。やはり虫を誘っている。
例年の事ながら、悩める四月になった。端境期真っ盛りに突入した。
他の有機農家みたいに、「端境期は野菜は無いですよ!」と一度は言ってみたい
気持ちになる今日この頃です。
期待したキャベツはやはり巻かないようだし、大根は二畝が董立ちし、蕪は花盛り
人参は(これも織り込み済みだったが)やはり成長しないまま董立ちに近づいて
いる。去年から今年にかけての異常な寒さが今になって恨めしい。
それでもビーツが寒さ対策が功を奏して玉になっているし、かろうじて一部の大根
が董立ちすれすれで何とか成長しそうな雲行き。
今春種蒔きのキャベツが(5月初旬頃)一部巻き始めているし、小松菜・青梗菜
蕪類が成長を始めた。今日出荷のほうれん草も春蒔きももの。
女性陣は久しぶりに立派な(まともな)ほうれん草を見たね。と・・・
ようやく春野菜達が出始める時期でもある。
露地栽培原木椎茸ですが、2月下旬頃から再出荷が始まり、以来、4月の初旬
頃まで、出荷が続いた。もういい加減にしてと言わない我慢強い既存のお客様
達に頭が下がる思いですが、旬物はこの時季しか食べれないものです。
それも暖かさが増す4月中旬頃には、開き気味になり、なおかつ、虫が入り、
旬は終わる。
こうなれば出来る所まで出荷し続けますが、4月下旬頃には息切れし、一時的に
約二週間ほど休園することになるかもしれません。
(今週の野菜)
人参(越冬)
今までひたすら成長を待っては
おりましたが、どうやら董立ち
しそうな状況で出荷となりました。
ご覧のように小さく根の部位は
小さくごつごつとして、ひねて
おります。少しずつ、畑からの
おすそ分けということで我慢して
ください。味は良いですが、みて
くれはすこぶる悪い。家のかみ
さんは下手になったね、と・・・
葉は玉葱などと掻き揚げにしてください。美味しいです。
わけぎ; 今年二回目の出荷です。(これで多分終わりです)かなり評判が高い。
葉にんにく; 先日餃子のたねにしましたが、根の部位がゆりねのような食感。
島らっきょ; (写真は撮り忘れました)まだ早い段階のほうが、優しい味です。
白根の部位を一昼夜塩漬けにし、洗ってそのまま食する。
若しくはそれをてんぷらにする。これこそ旬野菜と言った味がします。
葉は卵とじやちぢみなどの具材に、
春ほうれん草
この時季のものは、寒暖の差
があり、甘みが乗り、かなり
フルーティです。
葉のみをサラダでも美味しい。
根茎の部位は半割りにして
ソティに(バター炒めでも)
露地栽培の良さは季節により、
時季により味香りや食感が
異なることです。
春小松菜
一時的にトンネルはかけました
が、春蒔きのものです。
鋏を入れると、抵抗無く
切れます。柔らかい証拠です。
これも女性陣からは
「まあ!きれいな小松菜」と・・
やればできるしゃないの!と・・
この人達にはいい訳は通じない
サラダセット; 一部は佐藤雄二農園のもの、但し、茎が硬く(董立ち状態)かなり
摘除し、当農園のものを加えたもの。常に勉強ですね。
露地原木椎茸; 田北農園のもの、これで終わりになります。
尚、来年の秋には平茸の出荷が見込めそうです。お楽しみに
ブロッコリー(三番果)
ブロッコリーは実は茎の部位が
一番美味しい。
特にこの時季のものは旨みが
乗っている。塩胡椒のみで
さっと炒めると美味しい。
てんぷらでもかなり美味しい。
うちの孫達の大好物ですが、
今年は野菜不足であまり
食べさせていない。
紫大根; 董立ちしてはいますが、今ならまだまだ美味しく食べれます。
(その他野菜)
葉付き玉葱・芽キャベツ・漬物・レタス系野菜・サラダ蕪セット
来週は、蕪類・青梗菜、もしかしたら、大根が一部の方々には入るかもしれません。