今週の野菜

2019.9.3(火曜日)曇り後雷雨、最高温度30度、最低温度24度

 

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               秋の葉物野菜種蒔き

 もうしばらくは、夏野菜が続きます。

酷暑が終わったと思ったら、雨が降り続き、太陽が顔を出しません。気候不順が続いており、その夏野菜も茄子は復活しつつありますが、ピーマン・トウガラシ系・パプリカは壊滅状態です。

満足に出荷できる野菜は、蔓紫・露地ニラ・オクラ・紫蘇・バジル・空芯菜・ゴーヤ・牛蒡などと、ストックしている玉葱・じゃがいも・南瓜・ニンニク・赤玉葱・トマトピューレ・麦類などです。

それでは余りにも・・と言うことで、まだ成長途上の筍芋・さつまいも・一本葱などを今後順次投入していきます。胡瓜・茄子・人参などは、現在、懸命に復活途上です。

露地栽培は毎年安定しない気候変動のリスクに晒され続けております。

スタッフ一同、次に来る初秋野菜の植え付け・種蒔き・夏野菜の復活作業に懸命に努力しております。

ご迷惑をおかけしておりますが、もうしばらくご辛抱下さい。そして、ご支援をよろしくお願い致します。

 

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             秋のインゲン豆の植え付け

 

(今週の野菜)

蔓紫; 別名、夏ほうれん草。お浸し・天ぷら・汁の具材などに

赤玉葱; 充分に乾燥し、旨みが増しております。

 

茄子; 今はこれだけしか採れません。徐々に復活していきます。

 

筍芋; まだまだ小さいです。皮は薄く削いで、櫛形にカットすると良いでしょう。

    煮っ転がし・素揚げ・汁物などに。

 

トマトピューレ; 一切味は付けておりません。スープ・パスタ・ハヤシライスなど。

 

金時生姜; 幻の生姜と言われております。食べ方はレシピを添えております。

      本来が生食用です。味香り・辛みが強く、薄くスライスして豆腐料理・

      刺身の付け合わせ・酢漬けなどに使うのが一般的です。

 

(その他野菜)

じゃがいも・玉葱・薬味セット・人参・ニラ・南瓜・漬物・オクラ・ゴーヤ・麦茶

麦ご飯セット・カボスなどが入ります。

 

※紫蘇は枝付きにしており、コップなどに差してお使い下さい。尚、金時生姜の葉

 もまた同じです。

      


 

 

 

今週の野菜

2019.8.26(月曜日)雨、後曇り、最高温度29度、最低温度24度

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                      葱の植え込み

 8月下旬だというのに、長雨が続いている。
秋の長雨が秋野菜植え込み時季を直撃し、畑作業が進まない。
その間隙を縫って、何とか九条葱の定植が行えた。まったく可笑しな気候になってしまっている。日照不足は夏野菜の生育にも大きな影響をしており、花落ち、実落ち
が続いている。
野菜の味も例年と比較してかなり見劣りしている。皆様にお届けする野菜も量が揃わず、常にバラバラといった状況が続いております。

(今週の野菜)

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茄子;
ようやく少しだけ茄子が採れました。まだ全員の方にはお送りできませんが、これから徐々に出荷が増えそうです。

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ゴーヤ; 
旺盛な勢いもお収まり、日照不足と共に、また秋の気配が漂う出すと、終わりになります。

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牛蒡;
相変わらず、好き放題にひげ根を伸ばし、分岐しておりますが、柔らかいです。


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ニンニク;
陰干ししているため、水分が抜け、甘みと旨みが出ております。
半割にして炒めて、素揚げで食べてみてください。


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アスパラ;
9月中旬頃、ぱったりと採れなくなります。


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露地ニラ;
今回は細身のニラです。但、この方が味は濃く、柔らかいです。


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人参;
酷暑の最中に、梅雨時期を経て育ったため、太りが悪いです。

柔らかく、筋も感じず、炒め物には最適です。

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南瓜;
今回は栗南瓜系ですので、甘み・旨み共に優れております。


(その他野菜)

玉葱・じゃがいも・蔓紫・ピーマン・伏見とうがらし・赤玉葱・オクラ・バジル・麦ご飯セット・漬物

梨(豊水
完全自然栽培による梨作りをしている平野農園から。
カメムシ他の害虫に食べられ、満足のいくものはわずかしか採れません。
従って、価格は高いですが、これが実に美味しく、味香り・旨みまであります。


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今週の野菜

2019.8.19(月曜日)曇り後雨、最高温度32度、最低温度25度

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                 一本葱の土寄せ(5番の畑)

 台風10号はほとんど直撃のコースにも拘わらず、台風の目が大きく、かつ、左側に当たったために、大きな打撃を受けず、無事に過ぎてくれた。
対策に追われ、一所懸命の作業を憐れんでくれたのだろう。

台風一過、気候が大きく進んでいるようで、酷暑の夏も一段落し始めており、まだ
8月だというのに、秋の気配と共に9月の長雨の様相を呈している。
そのため、農園では、秋作の準備に入り、今週から葉物や秋南瓜・ズッキーニ・蕪類などを植付けようとしている。

茄子類は、復活し始めており、二週間後には、少しばかり出荷が見込めそうな所まで来ている。
代わりにピーマン系はさっぱりで、鍬を入れ中耕でもしなければ、根が茶色く変色し
以前の茄子と同じで終わりそうです。

本当に農業は難しい。全ての野菜が良いというわけにはいかないものです。

(今週の野菜)

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牛蒡
見てくれよりははるかに柔らかく美味しいです。スタッフ一同苦労して掘り上げております。


今年最初の出荷です。南方系の野菜ですので、ややぬめりがあります。
お浸し・炒め物などに。


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黒大豆の枝豆(早生)
実入りが悪く、わずかしか出荷できません。種を蒔いた時季が悪かったのでしょう。


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露地ニラ
太めの品種です。料理はし易いのですが、やや大味です。



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トマト
木に勢いが無くなり、いつまで続くか・・


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カボス
香りカボスの時季です。まだ汁はやや少ない。皮は芳香があり、吸い物などに使います。


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トマトソース
バジルと共にお送りしております。スープに、はやしライスに。

(その他野菜)

胡瓜の紫蘇漬け・ピーマン・万願寺OR伏見とうがらし・じゃがいも・玉葱・オクラ・
アスパラ・バジル・にんにく・南瓜・ブレンド小麦粉などが入ります。

※来週は人参が入ります。


今週の野菜

2019.8.12(月曜日)曇り、最高温度34度、最低温度25度

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                   台風対策に追われる

  お盆頃、超大型の台風10号がまともに豊後水道に向かってきている。
このまま行くと、風速35メートル、最大風速50メートル級が長時間吹き荒れ、全ての圃場の夏野菜達は根こそぎ持って行かれることになる。
それでも諦めず、出来ることはしておかねばならない。夏野菜の誘引作業を行ってもそこからもがれ、揺すられ、最後は根ごと、持って行く程の風が吹く。
10年前の台風19号では、きれいに畑の全ての野菜が吹き飛ばされ無くなっていた苦い記憶が蘇る。

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6月の成長期に雨が無く、7月には集中豪雨に見舞われ、土が固まり、呼吸ができなくなっていた今年の茄子。
掘り起こして植え替え、強めに剪定を行い、毎日水遣りを行い、何とか新芽が吹き掛け、ついに花が咲いたと喜んでいたが、折角復活仕掛けていたこの茄子達も
大風に吹き飛ばされるのかと思うと、かわいそうである。

今週の野菜は、水曜日発送分から、困難を極めることになりそうです。
風に叩かれ生き残った夏野菜がわずかに出荷できれば良い方かもしれません。


(今週の野菜)

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トマト・フルーツトマト
この時期のトマトは小振りとなり、虫にも喰われ、傷ついたものが多くなる。
それでも強い太陽に照らされ、木成りで色づいております。当然に味香りは濃い。


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万願寺トウガラシ
味は濃くなっており、焼いて食べる方が美味しいかもしれません。


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露地ニラ
美味しそうです。夏場のものは特に味が濃いと思います。
お浸し・炒め物にどうぞ。


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早生黒大豆
種を蒔いた時季が悪かったのか、実があまり入っておりませんでした。
量も少なく、皆様に行き渡るかどうか。


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パプリカ
今年は、成長が悪いです。しかもカメムシが大量発生し、嘴で吸った痕はから腐ってしまいます。


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むかしながらの赤南瓜
甘みは栗南瓜のようにはありませんが、それなりの味がします。

(その他野菜)

じゃがいも・玉葱・ピーマン・オクラ・ゴーヤ・ニンニク・赤玉葱・漬物・麦茶・ブレンド小麦粉などが入ります。


今週の野菜

2019.8.5(月)晴れ後雨、台風、最高温度34度、最低温度23度

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                    夏祭りの孫二人

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農園は夏一色の野菜となった。
茄子が無いのが問題だが、現在、復活作業を行い、徐々に青葉が出始めている。
この分だと、早くて9月中旬頃になりそうです。

台風8号が接近中。収穫発送作業の後、台風対策を施す。
大地はカラカラの状態。野菜はかろうじて生きているものも出始めている。
直撃は避けてもらいたいが、この時季、台風によってもたらされる雨は貴重である。
今週は続いて9号も接近している模様。
連日の猛暑で、パプリカ・トマト・南瓜などは直射日光に当たり、白く日焼けしており、
徐々に被害が広がりつつある。

(今週の野菜)

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パープルアスパラ; 直射日光を強くて寒冷紗をかけているため、やや発色が悪い


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オクラ; まだ第一陣のみであり、全員には行き渡らないかもしれません。


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赤玉葱; 充分に乾燥させており、追熟して甘みが強くなっております。


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にんにく; 暑い夏はニンニクを半割にして炒めて食べてください。

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麦茶; 苦みよりほのかな甘み(旨み)があります。やかんで15分程度煮出して
     一晩置いてください。お好みで量の調整をどうぞ。

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蔓紫(緑ですが); 夏はぬめり系の野菜が体を元気にしてくれます。この時季、
            貴重な緑色野菜です。


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ピーマン; 肉厚ジューシー、苦みより旨みが強く出ます。
       我が家はピーマン・蔓紫・オクラなどでお好み焼きをよくします。


(その他野菜)

フルーツトマト・トマトソース(ピューレ)・バジル・じゃがいも・玉葱・伏見とうがらし
薬味セット・ビーツ・人参・胡瓜・ゴーヤ・胡瓜の紫蘇漬けなどが入ります。

来週は、ブレンド小麦粉・南瓜・黒大豆(早生)の枝豆が入る予定です。


今週の野菜

2019.7.29(月曜日)曇り後夕立ち、最高温度32度、低温度20度

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                  突然のお客様二組

 今日は一日中蒸し蒸しする天候となり、早朝からスタッフ全員で40名強の個人と
7件の飲食店への野菜の収穫に追われていた。薄曇りにも拘わらず、息苦しい一日でした。
そんな中、出荷作業の最中、突然にお二組の農園見学のお客様がお見えになられた。となれば、一番暇な農園主が対応することになった。
幸いに、午後2時頃からいきなりの雷と豪雨があったため、やや涼しく、収穫体験には良い天気となった。
やはり、大人も子供も収穫が一番楽しいようで、しばらく無心にバジル・万願寺・ピーマン・胡瓜・紫蘇等のをかご一杯に取っていた(上の写真)

このように当農園はいきなりの出会いから始まることが多い。人の口から口へ広がっていく、それもまた楽しい。

明日は、佐伯市から依頼があった農園セミナーを開催する。
総勢20数名の方がお見えになる。この中に本気の農業を心出す方が何名出るのか?ゼロに終わらないことを祈る。
佐伯市では、有機の里を目指すと官報で公表しており、その先ず一歩が当農園でのセミナーとなる。
セミナーでの一つ目のテーマは何故か「今、有機野菜が危ない」「食品が危ない」としている。
と言うのも、抗生物質や薬品が大量に含まれる畜糞主体の有機農業なら、心ある消費者からの支持は得られないからです。
二つ目のテーマは、マーケティングに基づく農業経営と言う重い、重い、テーマにしております。
それでもやろうとする人ではないと決して続かない。中途半端な有機農業では今後は自立した農業経営はできないと思うからです。
昼食も、自然栽培による農産物の加工品やおやつを食して頂くようにしております。
商品開発の道筋を教えようとしております。

最後は、全員で汗を流して草木堆肥作りの実践作業を行って終わります。
実に重たいでしょう。聴講生よりセミナーを語る農園主の方がさらに重たいのです。

(今週の野菜)

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ゴーヤ;えぐみがありませんので、嫌いな方も何とか食べれます。私もその一人。
     頑張って食べてください。健康には替えがたいですよ。


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人参; 気候が合い過ぎたのか、太すぎますね。


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胡瓜; 節成・四川・半白の三種があります。それぞれに食感・味が異なります


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丘わかめ; ヌルっとした食感はわかめです。お浸し系に向きますが汁物・揚げ物
        にも合います。


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中玉トマト(フルーツトマト); 酸味・甘味のバランスが良い。生食向き。


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パープルアスパラ; 生食で開発された品種。加熱時間は短くしてください。


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丸オクラ; 角と異なり柔らかい食感。例えば丘わかめと一緒に刻んでヌルヌル同士
       で合わせることも。


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薬味セット; 紫蘇・小葱・青とうがらしのセット。ばらばらで使うも良し、一緒に薬味と
        するも良し。青とうがらしは、兎に角辛いですので、3人家族でも一本
        でも大丈夫です。香りは実に良いです。


(その他野菜)

麦御飯セット・ピーマン・万願寺若しくは伏見とうがらし・じゃがいも・玉葱・紫キャベツ
白南瓜・枝豆などが入ります。


今週の野菜

2019.7.22(月曜日)雨後曇り、最高温度29度、最低温度20度

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                       ハーブの庭

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                 胡瓜が最盛期を迎えている

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                   茄子は瀕死の重症

 今年、5月に入って、夏野菜が生長する時季に降雨が少なく、梅雨入りも遅れた影響かもしれないが、トマトには気候が合っていたようだが、茄子には厳しかったようでこのような深酷な状態になってしまった。その中で、胡瓜は今絶好調となっている。

農業を取り巻く自然環境は毎年変わり、今までの経験が活かされないことが多くなってきている。
特定の種類の野菜がどかっと届けられたり、皆様には随分とご迷惑をおかけしているかもしれませんが、どうか長い目で見守ってやってください。

(今週の野菜)

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胡瓜; 大小混ぜて3~4本のお届けになります。今が旬です。

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蔓紫; 別名夏ホウレンソウ。お浸し・胡麻和え・素揚げなどが良いようです。
     露地では葉野菜の育たない環境になっており、その替わりです。

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バジル; トマト・オリーブ油との相性が良い。季節に2~3回のお届けです。

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牛蒡; 低窒素で育ったものはこのように枝が分岐し、土中の栄養素を求めて
     根や髭根が拡がっていきます。
     柔らかくて旨味があります。煮付け・掻き揚げ・きんぴら・縦にカットし素揚げ
     にお使いください。炊き込みご飯は最高ですね。

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パプリカ; 小さいのは、セニョリータと言ってパプリカの中では味の王様です。
       梅雨明け頃には、最盛期を迎えます。

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トマト; この時季定番の野菜です。今が露地トマトの最盛期を迎えております。


(その他野菜)

麦御飯セット・ピーマン・伏見トウガラシ・薬味セット・アスパラ・玉葱・じゃがいも
南瓜(白)・ニラ・野菜万頭・漬物などが入ります。

白南瓜; 元来がサラダ用に開発されたもので、チン・蒸す・湯がくなどして、ポテト
      などと一緒に食べてください。素揚げは最高に美味しいですよ。

来週は、紫キャベツ・ビーツなどが入ります。